「一番画数の多い漢字は何画なのか、知ってる?」子どもから質問されました。
オレの、クイズ番組歴から「64画」 だと思う、と答えました。
龍(16画)という字が4つの、64画です。自信がありました。でも、子どもの質問には不正解でした。
子どもの質問への正解は84画です。
この字です。「たいと」と読むんだそうです。雲☓3、龍☓3です!
龍☓4の字は、大漢和辞典に収載された漢字の中での最大画数の漢字、ということのようです。
「たいと」は日本で生まれた漢字だそうです。
より多くの漢字を表示しなければならないOS
未だにすべての漢字を、パソコン上で表示することはできません。
もちろん、ユーザーがこさえた文字を表示することは可能です。でも、それは機種依存であり、スタンダードに、OSの標準的な機能としての表示は未だに達成できていない。
例えば、「崎」のつくり(右側)が立の字、大吉の「吉」の士が土の字などなど。関係する人が多いと思うのですけどねえ。
「超漢字」というOS
日本生まれのOS「超漢字」というのがあります。ご存知でしたか。このOSが前掲「たいと」まで表示できるか、よーわかりませんけど、世界で最も多くの漢字を表示できるOSであることは間違いありません。
超漢字は、TRONというプロジェクトの産物の一つです。家電への組み込みOSとしては現在でも圧倒的なシェアを誇る、純日本産です。日米の経済摩擦の犠牲になった(米国がこのOSの普及を妨げた)、とも噂されているOS。
残念ながら、Macは正式な動作環境ではなく、バーチャルのWindowsで使う、ということらしいです(オレが踏み込めないのも、それが原因でっす)。
子どものクイズから、TRON、超漢字の復活を期する想いに至る今日このごろです。
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