太陽フレアに注意 カーナビの地図がずれるかもよ

太陽フレア、NICT ブログ

JST CLOCK(日本標準時。日本での正確な時刻)で有名なNICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)より、太陽フレア他についての発表がなされました。

 

「大型の太陽フレア及び地球方向へのコロナガス放出を確認」とのことで、理屈はよくわかりませんが。

短波通信ができなくなったり、ラジオ放送が聞こえなくなることがあります

航空機の航路が変更される場合があります。

GPS*1等を利用した衛星測位では、複数の衛星からの電波を受信して衛星-受信機間の距離を算出して受信機の位置を測定しますが、この電波の電離圏での遅延は測位誤差を引き起こします。

宇宙飛行士の被曝を防ぐため、以下のいずれかのレベルが上がった際は、 船外活動が中止される場合があります。

送電施設に障害が生じて停電が起こることがあります

オーロラが活動する領域が低い緯度の領域まで拡大し、 時には日本でもオーロラが見られることがあります

 

だそうです。

詳細はこちらをご覧ください。

 

 

このニュースで驚いたのは、光の速度で8分以上離れている太陽から瞬時にガスが届くということ(この場合のガスも、一般的なガスとは違うと思うけど)と、NICTがこういうことも担当しているということ。

NICTはJST CLOCK(日本標準時)を決定・維持している機関ですが、日本標準時も太陽フレアの観測も同じ管轄なんですね。

 

日本標準時の過去記事はこちら

 

 

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