「離人症」という症状をご存知ですか。今、まさに私がその症状の真っ最中。
自分の健康管理のための記録という意味も含め、ご紹介します。
「自分が自分じゃない感覚」
これが離人症の概要であり、漢字の表現もそこから来ているのだと思います。
人から離れている、自分の身体から自分のココロが離れている・・・という感じ。(わかりづらいですね)
人によって症状の内容や程度はいろいろだそうです。なので、このエントリーではあくまで「私に関する離人症はこうだ」ということをあらかじめご承知おきください。
具体的な症状
具体的な症状、あるいは現象を列記してみます。
- 自分が自分ではない感じがする
- 今いる世界が、昨日までの世界と違う感じがする
- 自分の身体を、自分の脳・神経が操っている感じ(自分という人形を自分が操っている操り人形みたいな)
- 手が震える(キーボードを正確に叩くのが難しい、マウスのシングルクリックがダブルクリックになってしまう等)
- 物事の判断力が落ちる、あるいは落ちている気がする(これがひどい場合、仕事をとてもやれる自信がない。今日の私がそれ)
- とんでもないことをしでかす不安を感じる(自殺願望があるわけでもないのに高いところから飛び降りるとか、万引きするとか)
- 聴力・視力が落ちる(感じがする)。周囲の環境を把握する身体的能力が落ちる
- お腹の調子が良くない(下痢、もしくは便秘)
- 咳が出る
「『今いる世界が、昨日までの世界と違う感じがする』なんてどういうことやねん? おおげさなこと言うなよ!」
なんてことおっしゃる方もおられるかもしれません。
が、そうなんです。大げさではないんです。そんな感じがするんです。
もしかしたら、その時点での時代、現世を飛び離れたことを発想するような、世紀の大発明をした偉人って、こんな気分だったんじゃないか、と思えるほどです。
発症の原因
医者いわく、極度に疲労したり、メンタルに不具合があったりした場合に発症するそうです。メンタル不全ではない人でも発症することがあるそうです。
私の場合、睡眠に障害があり、睡眠の質が低かった場合、まず間違いなく発症します。
離人症から抜け出すには
特効薬はありません。
私の場合、めまいの頓服薬をもらっているけど、それはトランキライザー(精神安定剤)でしかないので、特効薬ではありません。
症状が抜けるまで、安静にしているしかないと思います。
ちなみに、わたしは「身体表現性障害」という名前の病気です。身体表現性障害だと必ず離人症になるかというとそうではなく、逆に離人症はそういう小難しい病気を患わなくても起きる症状だそうです。
睡眠。時間と質の良い睡眠がちゃんとできていれば、離人症になることは(私の場合)ありません。
逆に、睡眠をちゃんととれない場合(時間、質とも)、確実に心身が正常に機能しません。
主治医からは「 1週間に50時間の睡眠を 」と言われてます。皆さんの睡眠時間、チェックしてみてはどうでしょうか。
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