以前ご紹介したことがありますが、私は時々離人症という症状に苦しむことがあります。
人によって、離人症が発症する理由、きっかけは様々だそうです。
私にとってのきっかけ、理由、原因はいろいろあるのですが、
- 疲れすぎたとき
- 睡眠がちゃんととれなかったとき
- 睡眠をちゃんととるために処方してもらっているクスリを飲み忘れた時
の場合が多いです。
1.睡眠がちゃんととれなかったとき
睡眠がちゃんととれなかったとき。
その睡眠には、
- 眠れない
- 悪いストーリーの夢を見る、その夢は目が覚めても悪いストーリーは終わらず次に眠りにはいったときにまだ続く
等などが起こります。
目が覚めても、しっかり眠れません。眠れた感じがしないのです。
こういう朝で始まる一日ってとても苦しいんです。
- 頭脳が働かない
- キーボードをまともに打てない
- お腹の調子が悪くなる(硬軟どちらも)
- 筋肉痛
- めまい、ふらつき
などといった症状が私には起きます。
人によってどういう症状が起きるかは違うらしいです。私の場合は上記のどれか、あるいは複数の体調の異変が出ます。
朝起きた瞬間、「まずい、昨晩はちゃんと眠れなかった。今日、離人症に苦しむことになる」となります。
2.数日前の夢
数日前、とある友人から連れ回されるというストーリーの夢を見ました。
そのストーリー、正確には覚えていないのですが、なかなか会う機会がない友人で、出張した際に飲みに行く、その友人に「二次会はこの店にしよう」と連れて行かれる。“もうそろそろ帰らないと、次の日の仕事に差し支える”と考えていると、また「次はこのお店に行こうよ」とさんざん連れ回される。
しんどいストーリーのように聞こえるのですが、そのストーリーはしんどくなく、ほんわかした感じで目が覚めました。めったに会えない存在の素敵な友人だから、飲みに行くというのが楽しかったのでしょう。
自分の好きな俳優さん・女優さんとかタレントさんが出てきた夢って、目が覚めたあと、さらにその人が好きになる、好きな度合いが強まることってないですか。ありますよね。
そのストーリーって、そんな感じだったんです。
なので、その夢は悪夢ではありませんでした。
が、数日後に気がついたんですが、その日(夢を見て目覚めた日)は、お腹の調子が悪い、筋肉痛といった症状が出ていました。
数日後にようやく体調の異変に気づいたこと、夢のストーリーが素敵な内容だったことなどを考えると、私にとっての「ちゃんと眠れなかったとき」の症状が軽くなっているな、と気づいたのです。
しかも、寝ているときの(本当の意味では眠れていないのでしょうが)夢が素敵なストーリーだった。
「気づいた」というのは本当ではないかもしれません。「もしかしたらそうじゃないか」と思った、ということなので、違うかもしれません。
それでも、その日はつらくなく、普通の日が過ごせました。
3.何事もなかったような一日だけど
他人からすれば何事もなかったような一日ですが、私にとっては「これは、病気の程度の悪さが少なくなって、いい傾向にあるのかもしれない」と思えるようになった、画期的な一日だったかもしれない。
身体表現性障害という診断もある私にとって、「いい傾向にある」と自然に思えることは、とても大事なことなんですよ。
その夢に登場してくれた人は、私にとっては女神だったのかもしれないなあ、とその人に感謝したい気持ちです。
「女神?」「女なのか」「何か悪いことでもしとるんじゃないか」とツッコみたくなる殿方は多いでしょうが、ここはそっとしておいてください。
女優さんみたいな存在です。
不倫ではありません。人の倫(みち)を外れるような話ではありません。
ツッコみたかった友人たち、残念でした。
美味しいビールを飲んだときのネタにしましょう。
↓ この本は、解剖学者の三木成夫さんという方の講演を収録したものです。タイトルと表紙がエグいですが、中身はとても素敵です。
コメント