柳川の川下りを楽しむために、事前に知っておいて損はない話

グルメ

福岡県柳川市。

 

地球温暖化の元凶」と冗談で語られる、元テニスプレーヤー 松岡修造を生んだ柳川高校のある、柳川。

うなぎや船に乗っての川下りが有名です。

 

先日家族で行ってきました。

その経験も踏まえ、柳川の川下りを楽しむための秘訣をお教えしましょう。

夏休み、あるいは観光の秋にぜひ参考に。

 

柳川の川下り

柳川の川下り

 

 

 

1.柳川といえば「御花」

 

柳川といえば、私にとって最初に頭に浮かぶのが、御花。

「おはな」と呼ぶこのお店(建物)は、レストランやホテル、史料館などが一緒になった施設。

 

 

柳川藩主の立花家の別邸です。

まだ20代だった頃、異業種交流の仲間で訪ねたことがありました。

 

そんなことから、今回の柳川観光でも、再訪しなきゃ、という発想でした。

で、こちらが建物の正面。

御花

御花

 

 

到着したのが11時頃だったので、まだ食事(もちろん、うなぎ)のつもりはなく、まずは入館だけ、と入ろうとしたところ、入館料がいるんですよね。
(御花自体が文化財でありますし、隣の立花家史料館にも入れます。)

御花 入館チケット

御花 入館チケット

 

で、入館の手続きをしてたら、「お食事のご予定は?」と聞かれ、「こちらでいただく予定です」と返事すると「せいろ蒸しにお時間をいただくので、よろしかったら今のうちに注文をお聞きしておきましょうか?」とのこと。で、家族全員分を注文。

その後は、御花内を観てまわりました。

 

残念ながら一部が改修中ということで全部は観てまわれませんでしたが、さすがは江戸時代から続く藩主邸。

そこにいるだけで自分が位が上がったみたいな、崇高な感じがしました。

伯爵令嬢 アヤコさんのガイド

伯爵令嬢 アヤコさんのガイド

 

 

御花の内部は少々複雑で廊下、通路がわかりにくい。

で、伯爵令嬢 アヤコさん(のボード)が案内してくれます。

「御花」の名前の由来は「御花畠(おはなばたけ)」だったのですね。

 

 

 

 

で、いただいたうなぎはこちら。

おすすめセット

おすすめセット

 

 

 

 

おすすめセット 3,600円(税抜)。

上うなぎのせいろ蒸し・肝吸・香の物・うざく・鰻巻きです。

 

印象的だったのは、山椒。

いわゆる、あの山椒の風味がさほど強くなく、上品な香りでした。

 

 

 

2.私が楽しんだ川下り

 

いよいよ川下り。

事前の下調べが十分ではなく、どこにしようかを決めていませんでした。

 

結局は暑さに負けて、なるべく歩かなくてもいいように、御花から近くに乗船場があるところにすることにしました。

城門観光さん。

 

 

ここは、駐車場が無料です。これ、大事なファクターです。

次項に詳しく書きますね。

 

私たちが船に乗ろうとしたのは13時前後。

団体客の間にはさまれ、ポカーンと乗船客が少なくなった時間帯でした。

ほんとだったらある程度待機客をためるのだろうと思いますが、我々のときは取り仕切ってる方が

「●●さん(船頭さんの名前)、行っちゃってー」

ってことで、我々家族だけで一艘を貸し切りになりました。

 

40分コースを注文。

あ、ネットで川下りを調べると70分コースのことだけ紹介されている感じがしますが、70分と40分の2つのコースがあります。

それと、どの会社も川下りの料金は同じです。

 

柳川の柳

柳川の柳

 

 

結論。

この船下りの選択、正解でした。

 

貸し切りになったことで、船頭さんの話がすべて聞けます。これ大事。

船頭さんのトークが、こういうレジャーの肝になります。

 

夢の国のあの船も、船頭の質が話題になりますが、おおぜいの客に向けてのトークだと、たとえ質が高くても聞く側の人数が多いと話が分散しちゃうんですよね。
それと同じで、数十人が乗る船と4人とでは、トークが全員に突き刺さり、それに反応できる。客側からの質問にも答えてくれる。そういうやりとりがしっかりできる。

 

それと、今回の船頭のおじちゃん、80歳!

もう定年らしかったんだけど、会社から「もうちょっとやってくれんか」と要請されてやっておられるとのこと。おじいちゃんだから大丈夫かな、と正直不安だったんだけど、ベテランらしく、客とも間合いとかもいいし、遊覧に余裕があるのを察して、本来40分コースじゃ行けないところもちょろっと行ってくれたりして、充実してました。(このサービス、会社では禁じられてるかもしれません。これを期待してサービスを強要しないようにお願いします。)

最後に、船頭さんと家族で写真撮ったんだけど、船頭さんがあとから会社に「サービスし過ぎ😤」とか怒られちゃいかんから、掲載は止めておきます。

 

 

 

3.経験からご紹介したい「川下りのコツ」

 

私の経験から、川下りを楽しむために、こんなことを知っておいたらいいね、って情報をご紹介しておきますね。

 

(1)川下りの乗船所

 

川下りには複数の会社(たぶん、5社)があり、それぞれ乗船する場所が違います。

 

ひとつのサイトとかパンフレットで紹介されているといいのですが。調べればあるのかもしれませんが、私なりに作ってみました。

GoogleMapにプロットしてみました。

 

 

 

 

緑の楕円で書いたのが、乗船する場所です。

このように、大きくは2つに分かれます。図の右上の西鉄柳川駅近くと、図の左下の御花近く。

電車の場合は駅の近く、車の場合は御花近くが便利と思います。

 

 

(2)70分コースか40分コースか

 

川下りにはこの2つがあります。

時間・料金の違いだけではなく、70分コースは元に戻ってくる、40分コースは片道(乗船したところと違うところで下船する)というのがあるので、注意しておきましょう。

 

 

(3)駐車場

 

観光シーズン、週末となると駐車場が満杯。

車で来る方は、川下りで駐車場料金無料という選択肢があるので、検討しておきましょう。

 

私たちの場合、まず、御花近くの駐車場無料の看板を探し、駐車場に車を停め、乗船券を購入。

これやっとけば、食事のあとにゆっくり川下り。あるいは川下りしてから食事。

その間中、ずっと車を停めておけます。これ、便利です。

 

 

(4)船頭さんの当たりハズレはあるか否か

 

夢の国の“ジャングルク●ーズ”には、船頭さんの当たりハズレがあると聞きます。

では、柳川の川下りはどうか。それはわかりません。

 

船頭さんの案内がどうなるか、それはひとえに、客の人数・乗船の時間帯に影響するように思われます。

 

すれ違った船の様子を観察していて感じたことや船頭さんの言葉から思ったこと。

 

  • 団体客だとある程度定型的なしゃべりになってしまう
  • 外国人客とは意思の疎通が難しい。なので、同席すると十分楽しめないかも(たとえ外国人と一緒になっても、彼ら彼女らをディスらないでね)
  • 川下り以外も含め、観光のスケジューリングは時間を余裕を持たせる

 

 

 

4.最後に

 

今夏は暑いです。そんなときに川下りなんて、暑くてしょうがない、と思われる方もおられるでしょう。

でも、川下りの途中で木陰にはいるときの涼しい風はクーラー以上の清涼感。

川下り、正確には川じゃなくてお城のお堀なんてすけど、ゆったり流れる時間の贅沢。

 

 

台風5号の接近にご注意いただきながらも、ぜひ福岡にお越しください。

露骨ですけど、九州北部豪雨の被害の復興のためにも、ぜひとも福岡に観光にお越しいただけたら幸いです。

 

 

柳川高校に通った松岡修造さん。

 

 

福岡の美味しいもの・お店をこちらでまとめてます。

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コメント

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