人生初の手作り弁当
先週から、弁当生活を始めました。
妻に作ってもらうのではありません。
私、単身生活なので、私が作るんです。
はじめは、ものぐさで不器用な自分にできるのか、飽き性な俺がどんだけ続けられるだろうか、と不安が大きかったのですが、続いてます。
なぜ、続いているのか。何がいいのか。
そんな私の弁当生活をご紹介します。
なぜ、弁当生活を始めたのか
なぜ、弁当生活を始めたのか、理由があります。
理由その1:猛烈に生活費を圧縮しなければならない状況
給料日までの10日を数千円ですごさなければならない、そんな窮地がこれまでに何度も発生。これでは、その場しのぎの繰り返しで疲弊して続かん、生活そのものを変えないといかん。
理由その2:ダイエット&ヘルシーな身体に
身長と体重のバランス、BMIとかで言えば、私はそれほど太っていません。
でも、健康診断の結果、私の血液の中には脂分が多いらしい。高脂血症とかいうやつです。産業医の診断で、通院の必要ありと判断されまして。
これはどうにかせなあかん。なので、食生活から変えないといけない。
食生活が荒れているわけではないのですが、夜のお付き合いも少なくないサラリーパーソン、しかも、意志が弱ければ堕落する単身赴任生活。
これはいよいよ、何かを変えなければいけません。
理由その3:憧れ
弁当生活への不安な私の背中を最も強く押してくれたのは、この人。
立花 岳志 インプレスコミュニケーションズ/デジカル 2012-02-08
この本の著者、立花岳志さんは、プロブロガーとして有名な人物。あるいはライフロガー(生活、人生を記録し続ける)としても、いろいろなメディアで取り上げられています。
私にとって立花さんは、憧れなんです。
この本のタイトルのとおり、ダイエットを達成。
それだけではなく、ブロガーとして成功されていて、しかも、いきなり抱えることとなった借金も返済。
そのきっかけ、原動力となったのが、弁当生活。
これが、立花さんの生活に、ある意味革命を起こしていきます。
とても説得力ある文章、そして生活。
直接お会いしてのセミナー受講。
感化されまくり。
(ダイエットをちゃんとやりたい、成果を出したいという方、この本を読むと気合が入り直す感じですよ。)
弁当生活でゲットした成果
こんな感じでスタートした弁当生活。
ゲットできたものは多いんです。
肝心の生活費
それまでの昼飯、最低でも400円、平均500円は費やしていたのですが、弁当生活だと平均して1日あたり百数十円です。
圧倒的なコストパフォーマンス。
ダイエット
血液検査はまだしてませんが、体重だけで言えば、2kgダウン。そして、リバウンド無しのステイ。
昼休みの充実
後述しますが、質素な弁当です。でも、屋外で食べると、全然違うんです。
自分で作ったという思い入れもあるし、そもそも外の空気を吸いながらの食事って、違う。
「北海道で飲む生ビールは、余計に美味しい」の弁当版。「外で食べる弁当は美味しい」です。
350円のうどんより、弁当の方が美味い!(いつもお世話になってる、うどん屋のお母さんとお姉さん、ゴメン)
この季節、桜も楽しめましたよ。
弁当、どうやって作るん?
自慢気に弁当を紹介しましたが、めっさ質素、そして手間もめっさ少し。
1.ご飯にふりかけ
2.プチトマト、あるいは事前にゆでていたブロッコリーとマヨネーズ
3.昼頃にちょうどいい感じで自然解凍されている冷凍食品
これで、オッケー。
ご飯を炊いておく、ブロッコリーをゆでておく、などはあるけど、朝の弁当のための作業は5分とか10分ですよ。
こんなシンプルな弁当でも、屋外だと十分うまいんです。
それでもねえ、驚きます。
朝、弁当をこさえる時間がめんどくさいと、最初は思っていたけど、弁当を食べていると、「おっ、うまいなあ。よし、明日はもちょっと時間をかけて美味しい弁当を作るぞ」と、本能的に上昇意識を持てるんです。
求道者みたいな生活になると想像していた弁当生活ですが、蓋を開けたら、むしろより楽しい生活だっせ。
この4月から新たに社会人生活を始めた若人たちにもオススメ。
早いうちに弁当生活のリズム、習慣を身につけたら、すごいぞ。