散々叩かれている、iOS 6の純正地図アプリ「マップ」。
今日、ナビ機能を使ってみました。(正確には、公共交通機関に乗っていたので、自分自身の運転という観点からの使い勝手とは異なります。)結論、なかなかいいじゃん!
GoogleMapのナビ機能を使ったのは数ヵ月前なので、現時点でのそれとの比較ではないことを予め付記しておきます。
まず、行き先は、検索したけど出てこなかったので、同じビルの別の施設を宛先に設定。(ナビ機能を使うなら、検索して出て欲しい施設だったんだけどねえ。)設定して、経路、所要時間を表示するまでの時間は、我が家のマイカーのカーナビ(2007年に購入した新車に取り付けた、ディーラー純正のHDDナビ)よりは速い。スパッと表示されました。
複数の経路の選択も出来ていました。有料道路優先、一般道路優先という設定も可能。残念だったのは、ナビの音声が「山陽自動車道」を「さんようじどうしゃみち」、「国道」を「くにみち」と読んだこと。機械での合成した音声でした。でも、マイカーと同じナビの音声も備えられていたみたい(なめらかな日本語と、声色や表現も同じだったため、同じではないか、と予想)でした。機械合成の音声がレベルアップすればいいんですけどね。
私が、これはいい!と思ったのは、ナビの経路全体が表示される機能があること。
常々、カーナビに、「現在地とゴール地点までを表示する縮尺の地図表示という機能が、なぜ出ないのだろう」と疑問を持ってました。縮尺のパーセンテージが固定的な場合はしょうがないにしても、シームレスな縮尺ができる場合は、こういう機能があってもいい。なんで、カーナビメーカーはこんな基本的なニーズに気づかないのだろう。テクニカル的には容易にクリアできるはず、とずっと思ってました。それが、iOS 6のマップでは実現。この機能は、GoogleMapにあったかな。少なくとも、他のiOS 6でのマップアプリ(MapFan、Yahoo!ロコ)にはありませんでした。
リルートも自然だし、これがあったら本当にカーナビは不要です。地図データの更新も、カーナビとアプリのそれとでは大きくは変わらないだろうし。
そんなこんなで、Apple信者の、アップル純正マップアプリのひいき評価でした。
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