コロナうつがどういうものか、私は詳しくは知りません。
が、
コロナが原因で病んでしまう
という意味では、私の些細なエピソードもそうなのかな、と思いまして、ご紹介します。
駅での親切
朝、会社に行くために、駅のホームのベンチに座って、電車を待ってました。
しばらくすると、隣のその隣の座席に、70代と思われるおじいさんが座ろうとやってきました。
が、そのおじいさんは席に座ろうとするも座れず、ヘタヘタと地べたに倒れてしまいました。
倒れたというかへたりこんだ、というか。
私「大丈夫ですか?」
私の隣にいた男性も「大丈夫ですか?」
おじいさんをかかえ、ベンチに座らせるようにしました。
私「駅員を呼びましょうか?」
おじいさん「大丈夫です」
これでとりあえず事はおさまりました。
腕が湿っぽい
おじいさんをお助けし、電車に乗った私は、数分後、腕(ひじのあたり)のあたりに湿っぽさを感じました。
目で見てもわかる様子はありませんでしたが、気になり、ティッシュで拭いたりトイレで蛇口から水を出して洗ったりしました。
気にしすぎ、と思いながらも、やらずにはいられませんでした。
「手元にウェットティッシュとか、アルコールスプレーとか持っていたらよかったな」
「でも、それができなかった」
出社後、そんなことが頭によぎります。
さして気にしていなかった、おじいさんの“救助”でしたが、正直に申しまして気になってしょうがありませんでした。
おじいさんを助けたあと、会社までの移動、そして会社に着いてから数十分間。
この間に、思っても見なかった、
「コロナにかかったんじゃないか」
「コロナじゃなくても、あの湿り気はなんかおかしい」
こんな想像が影響したのか、会社で体温を測ったら36.7℃に上昇。
(起床後すぐに測定したときは36.2℃だった)
吐き気が増して、身体がポッポポッポしてきた。
結局は体調に問題なし
出社してからしばらくして体調は落ち着きました。
ポッポポッポしてたのもなくなり、体温も平熱に落ちました。
吐き気もなくなりました。
おじいさんを救助してから数時間、体調が悪くなったり良くなったり。
でも、上下した体調は、もしかしたら何も起きてなかったのではないか、自分が「コロナに感染したのではないか?」と勝手に思い込んだことが自分の心身に悪さをしたのではないか。
コロナが原因で、自分では想像してなかった、心身への影響が起きてしまう
コロナうつの、様々あるであろう形のひとつはこんなものではないだろうか。
些細な体験で感じた次第です。
おじいさんを助けたあと、コンビニでウェットティッシュ買いました。
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