高額なものを高額なものと比較すな:解雇されたCOOがもらった法外な報酬

マリッサ・メイヤー 政治・経済
Yahoo!CEO マリッサ・メイヤー

Yahoo!CEOがCOOをクビにしました。クビにされても、総額1億900万ドル(112億円)も稼いだらしい、という話です。

マリッサ・メイヤー

Yahoo!CEO マリッサ・メイヤー

かの美人経営者として著名な(そう思ってるのは俺だけ?)、米Yahoo!CEO マリッサ・メイヤーが、自らGoogleからスカウトしCOOに据えたエンリケ・デ・カストロを解雇したそうです。BLOGOSで報じられてます。

 

BLOGOS

 

減収だったからでしょうね。失望したらしいです。

「期待した働きをしなかった」クビなのですが、でも、報酬がすげえぜ。たった15ヵ月しか在籍しなかったのに、112億円だってよ。なんだ、その天文学的数字は!

 

まあそれはいいんだけど、BLOGOSでは、「マー君の5年分を15ヵ月で稼いだ」と説明してます。いやいや、そのたとえだと、マー君の4倍というだけ。マー君の報酬がすごいわけだから、「4倍」という平凡な倍数で十分すごいんだけど、

 

高額なものを高額なものと比較して表現すな!

 

と言いたい。

まるで、「東京ドームは、後楽園球場の約1倍」と言ってるようなものじゃないか。

このブログの読者の中で最も多いであろう属性、日本のサラリーパーソン(いわゆるサラリーマンです)と比較しましょうよ。ざっくり500万円/年として、約2000年分です。2000年ですよ。20年でも200年でもない、2000年分です! こりゃすごい。これが、期待された働きをできず失望されてクビになった人物に支払われた報酬(正確には現金だけではないらしいが)ですよ。

 

サラリー60万ドルにボーナスは最大サラリーの2倍とかだったらしいですが、それ以外にストック・オプションなどの付帯条件がついて、112億円だそうです。まー!

 

サラリーパーソンとジョブズの決定的違い

 

 

さて、我らがAppleでは、ジョブズ。

ジョブズは、年間報酬1ドルでAppleの仕事をしていた時期がありますよね。ご存じの方はご存知、ご存知じゃない方はご存知じゃない、当たり前かw

そのジョブズも、1ドル以外には、ヘリコプターとか、ストック・オプションもあったらしいです。

 

 

 

彼にとって結局、Appleとは彼自身だったのだろうと思います。

何が言いたいのか、というと。

私ら普通のサラリーパーソンは、勤務先のために仕事をし、その勤務先からサラリーをもらう。

 

ストック・オプションって、企業の価値が上がれば上がるだけその額が大きくなります。なので、ジョブズなどストック・オプションをもつ経営者として、めっさ意訳すれば、

 

  • 自分がやりたいことを徹底的にやり続ける
  • 自分の求めたい製品を追求し続ける
  • Appleという企業を、魅力ある企業に高めていく

 

といった概念が一体となり、それがイコール、ジョブズ=Appleとして渾然一体となったのではないか。これは、私のようなサラリーパーソンとは決定的に違います。

まさに、自分の体現した結果がApple。ジョブズはそんなんやったんやないかなあ。

 

まとまりのない話になりました。

 

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