マイクロソフトのYahoo買収失敗によって、両者はどっちが勝ったのでしょうか。
まあ、白黒が明確になった勝負ではなかったとは思いますが。
メディアで報じられている限り、両者とも今後のネット事業での強化がさらに求められる、という論調のようですが、ひいき目な見方かもしれませんが、私なりにはマイクロソフトの方が大変ではないだろうか、と思います。
これだけYahooに嫌われたわけだし(提示価格が適正ではない、というのは買われたくなかった口実ですよね)、GoogleもYahoo寄りなのがはっきりわかりました。
つまり、今更言い出すまでもないですが、マイクロソフトは嫌われてます。
技術者に対しても不満を持っていると、経営トップが宣言したようなものですし、中にいる人たちもいい気はしないでしょうね。
それにしても、これだけセンスのない、嫌われた存在の企業の製品(Windows)が、なぜ世界のデファクトスタンダードになったのでしょうか。
こんな状況も珍しいと言えるのでは。
(そんなことないか。某世界シェアNo.1になった自動車メーカーについても、そのメーカーの車が愛されているから売れている、とはイコールでは思えないし、VHSが買ったビデオテープ戦争でも機能の劣った側が勝ちました。そもそも政治だって、好かれている人がトップに立っているわけではないですもんね。
少々、比喩が飛躍したでしょうか。)
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