前回、メモリを増設したことを書きました。
このブログをお読みの方で、パソコン初心者という人は多くはないと思いますが、それでも「メモリ増設って何? どういう意味があるの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
メモリを増設する頻度もそう多くないので、せっかくです、メモリ増設の意味を書いておきましょう。
よくパソコンは、机に例えられます。「デスクトップ」(机の上)という表現がまさにそのまんまですよね。(時々、デスクトップを“ディスクトップ”と表記している人が少なからずいます(そこそこITに詳しい有名人でも)が、デスクトップが正しいです。)
パソコンの主要な部品と机を対比してみますね。
- CPU:机で仕事あるいは勉強などをする人の能力
- メモリ:机の広さ
- ハードディスク:机の引き出しの数、大きさ
机の上で、絵を書く宿題をする、としましょう。書かなければならない絵の大きさが机の大きさに比べて大きくなければ、机の広さに余裕があり、絵の具や筆を置くスペースが保たれ、絵を描く作業がやりやすくなります。
でも、絵の大きさ、画用紙が大きければ、机の大きさが足りず、絵の具や筆を置くスペースが狭いので、作業が非効率になると思います。つまり、机の大きさが大きいほど、作業の効率が上がるわけです。ご想像いただけますでしょうか。
(ちなみにこの場合、絵を描く人の能力がどうであれ、机の広さに関する理屈の部分はご理解いただけると思います。)
メモリの増設とは、結局机の広さを大きくすることになるわけです。今回の私の増設の場合、4GBから12GBにしましたから、机の広さが3倍になったことになります。
「3倍も机の大きさが広がったとなると、届かないのでは?」とご心配の方もいらっしゃるでしょうが、そういう現実的なことは無視しましょう(^^ゞ
仕事や勉強のために、机をどう機能的にするか、を考えた場合、机の広さを広げる、引き出しの数・容量を大きくする、コンセントをつける、机の棚のレイアウトが自由に変えられる等などありますが、「机の広さを広げる」の効果が高いことがなんとなく想像いただけますでしょうか。そのとおりなんです。パソコンの能力を上げるのに、メモリ増設は効果的です。しかも、比較的安価で実行出来ます。
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