ホンモノのiPadをみた〜ある総合家電メーカーの営業から聞いた話

今日、ホンモノのiPadを見ました。

 

 
iPadの上陸を脅威に感じるはずの、ある総合家電メーカーの営業社員より。
「御社(私の会社)の営業の方に使っていただけるのではないか、と思い、うちが開発している携帯端末のモックアップができたので、お持ちしました」

うちの営業はそれほどIT化していないので、
「そこまで使うことはないですねえ」
とのやりとりで終わったのだが、
「御社(営業の人の会社)では、***(その総合家電メーカーの出している、某有名ノートパソコンのブランド)を携帯するってこと、ないんですか?」
「ないですねえ。情報漏えいがあったら、うちの会社の場合、命取りになりますから。
そのかわり、自分で買いましたよ」

と、iPadを見せてくれました。

 
いやあー、突然、ホンモノのiPadとの遭遇。
思ったよりコンパクト。
想像より、キビキビした動作。マップがキュッキュッっと動作してました。
これでWi-Fi版なら5万を切るんだから、すごい「黒船」です。
「御社にとっちゃ、脅威的な存在になるメーカーじゃないですか」
「そうですね。まともに勝負しても勝てないので、部品などの供給メーカーとして加われれば、ということでしょうね」
そりゃそうだろうな。
すでに、iPadのために、ノートパソコン、ネットブックの売れ行きが激減していると報じられてます。
でも、部品供給メーカーとしては今がチャンスかも知れません。
自殺者が出続けている中国のメーカーに心を痛めている、というアップル。
高性能、高品質、他国よりは問題の少ない労働市場。
多少価格が高くなっても、日本のようなメーカーを選ぶかもしれません。

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