博多駅前が陥没しました。
巨大な穴の出現(のニュース)にビックリしましたね。
ライフラインが不通、駐車場の車が出られず、セブンイレブンも困ってしまったという事態は起きたものの、ケガ人が1人、死者はゼロという、奇跡とも言えるほどの影響の少なさにも驚かされました。
さらに、埋め戻しの突貫工事が整然と行われていたり、西鉄バスが影響を見越した上で運行を行っていたりといった状況は世界までをも驚かせたようです。
でもね、なんか疑問を感じていたのが出てしまった感のある、今回の工事である地下鉄七隈線。
2点が気になってました。それだけ言っておきます。
わたしは今年の春から福岡生活を始めたばかり。4年前に福岡に自宅をおいたものの単身赴任でしたから福岡の事情は詳しくは存じ上げません。なので、「お前、わかってないな」的な話をしてたらすいません。
しかも、復旧を懸命にがんばっている方々、事故の影響を受けて困っている方々にとってはカチンとくるなぁ話もあるかもしれない点、ご容赦ください。
1.地下鉄天神駅と天神南駅がムダに離れている
七隈線の天神南駅は、天神駅と離れています。
なぜ、七隈線の始発駅を天神駅にしなかったのか。
天神駅と天神南駅は離れています。下の路線図を見ていただきたいのですが、一緒にしてればすごく便利になっていたと思うのです。というか、わざわざ離れたところに駅を作る意味とか事情があったのでしょうか。
よからぬ想像をしてしまいますが、何某かの圧力がかかったとか、地盤の影響で地下の天神駅の拡張をできなかったという事情がなかったのでしょうか。
2.天神南駅から博多駅までの路線は必要?
上掲の路線図を見ていただければわかるのですが、七隈線(緑色)の天神南駅から博多駅(まだ建設中)までの路線は、既存の空港線の天神駅〜博多駅(赤色)とまんまダブるんですよね。
果たしてこの路線は必要なんでしょうか。
東京の池袋〜渋谷間みたいに、乗客が多くて、混雑を回避する目的もあってJRと地下鉄が併存するというならわかりますけど、福岡のこの2つの地点間で必要でしょうか。
{その昔、七隈線の終点近くに住んでいた友人宅を何回か訪ねた経験がありますので、七隈線の誕生・存在が助かっているという方々がいらっしゃるのは承知しています。)
ウィキペディアによると、七隈線の乗客数は当初の予想より少なく推移しているとのこと。
利益を早く出すために、乗客を増やす→そのために、無理して天神と博多の間を結ぶ線を考えた、ということはないんでしょうか。それが、十分な地質調査が不足してたり、拙速な工事をさせたり、といった人的な影響はなかったのか。
ということを不安視したくなるんですよねえ。
この土地の事情をよく知らないで書いているので、現時点ではここまでで止めておきます。
でも、なんか気になる。
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