要介護1の母。
養護老人ホーム(以下、ホーム)に入所している話は、以前書きました。
ホームの生活相談員から、
「入所からすぐは帰宅願望も残って大変ですが、3ヵ月程度経過すれば落ち着いてきます」
と言われてました。
が、9月を終えたところで
「帰宅願望が鎮まるどころか、増してきています」
との報告あり。
実際、我々子どもたち・いとこたちへの電話(帰りたい、連れに来てくれ・・・という訴え)も回数は衰えず(私で平均10回/日)。
生活相談員いわく
「他の入所されている方々との違いを考えた場合、腰痛などはあるものの歩けるし、フィジカルな問題は少ない。認知能力の面で衰えが進み、携帯電話で子どもさんたちと連絡がとれることもあって、『自分はすぐに自宅に帰れる』と思ってしまうことがある」
とのこと。
他の入所者は携帯電話を持っておらず、家族などと自由に自発的に連絡をとることができないそうなので、それがネックになっているのではないか、とのことです。
良かれと思って、頻繁に母と連絡をとっていた子ども・いとこたち。
むしろそれが逆効果になっていたかもしれない、という考え方。
携帯電話が生命線と考えていたときの記事
この分析が正しいかどうかはわかりません。
今後どう対応すべきか、も答えがあるわけではありません。
ただ、「良かれと思って・・・」が悪さをおこすこともありうる、という可能性は認識しなければならないと感じた次第です。
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