九州電力は、10月13日、太陽光発電の事業者に一時的な発電停止を求める「出力制御」を実施しました。
翌日の14日も出力制御を続けるそうです。
なぜ、制御するのか、というと、太陽光発電の出力が増加すると需給バランスが崩れ停電が起きるらしく、それを防ぐためなのだそう。
天候が良いと太陽光発電の供給が増える。一方で使う方(需要)は、土日など多くの企業が休みの日には減る。でバランスが崩れるということ。
で、供給側が増えると停電が起きるんだって。
このニュースを聞いて、太陽光じゃなくて原子力発電を抑制すればいいのに、と思ったのは私だけじゃないですよね。
ふざけるな、九州電力!!
北海道でブラックアウトしたそもそもの原因は需要と供給のバランスが一致しなかったから。
今その反対の事態で九電は困っているから太陽光発電はやめてと、、、ばかか?原発止めればいいだけの話しだろが!!お前ら4基も動かしてるじゃないか!
日本は狂ってないか?— kappa (@FPcYOgYHn1MmCzs) 2018年10月12日
ちゃんとした理屈があるらしく、原発以外の発電を先に抑制する国のルール(優先給電ルール)というのがあるそうです。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーは、安定した供給(発電)が難しい。晴れなければ太陽光は減るし、風が吹かなければ風力発電も減る。
だから、火力発電とか原子力発電を優先するという“優先給電ルール”というのが存在し、それに基づいて太陽光発電を抑制しなければならない、という理屈です。
一般市民の感覚からすれば、事故が起きると甚大で長く悪影響を与え続ける原子力発電より、太陽光や風力、潮力などの再生可能エネルギーを優先してほしいと思いますよね。
しかも、太陽光発電を事業としている企業もあります。その事業もおさえこもうということになります。
多分、発電した電力を貯める技術、蓄電能力があがればいいのだろう。
我々だって、屋外で携帯電話のバッテリーが減ったら、あらかじめ充電しておいたモバイルバッテリーで携帯電話を充電します。そのようにして、火力発電・原子力発電と再生可能エネルギーのバランスをとる。そして、将来は原子力発電をやめる。
できるはずだし、やらなければならない。
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