TBSのドラマ「半沢直樹」が人気です。
回を重ねるにつれ、視聴率がうなぎのぼり。
第4回では、瞬間視聴率30%を何度もクリアしたそうです。
東田の愛人、未樹(壇蜜)がストーリーの真ん中にきて、さらに面白さが増しそうです。
私なりの「半沢直樹」の魅力を書いてみます。
1.微妙な中途半端
中途半端です、いい意味で。
銀行で行われる事象は、きっとリアルなのでしょう。
銀行業界に身を置いたことがないのでよくわかりませんが、「あるある」と思わせるディテールです。
それに引き換え、東京中央銀行というメガバンク、いわば大企業としては、少々ありえない設定。
わかりやすく半沢を追い込む浅野支店長、彼のコバンザメ、銀行という組織。
そして、もちろん、その最たる非リアルな存在は、半沢直樹(堺雅人)の上司、会社に対する反乱。
「勧善懲悪 痛快サラリーパーソン活劇」とも呼べる、クリーンで清々しい、しかも上役に対して「・・・通用すると思うなよ」という言葉遣いなど。
設定はリアルでも、そこで活躍する人物たちの非リアルさが、鬱憤した会社員生活を送る多くのサラリーパーソンに受けているのでしょう。
2.原作とドラマの中途半端
原作「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」は、ドラマとは設定や演出が少々違います。
なので、原作を読んだ人も楽しめます。
まあ、ほとんどの、原作を映像化したドラマ・映画は、原作に忠実ではないでしょうが。
3.壇蜜の演技
東田の愛人役、壇蜜の演技は賛否両論だそうです。
好みや「こうあって欲しい」という思いは人それぞれでしょうが、私はあれでいいと思います。
壇蜜は純粋な俳優ではなく、演技を求めるのは無理。
でも、あの役回りで、リアリティある、あるいは重厚な演技をされても。
そして壇蜜の魅力は、あのセリフの棒読みテイストにもあるような気がします。
4.元NHKアナウンサー 山根基世さんのナレーション
1から3までは、いい意味での“中途半端”の魅力でしたが、
こればっかりは、とってもしっくりくる演出。
山根さんのナレーションが、このドラマを格調高いものにしています。
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