長野No.1のタクシー会社が実践していること

2014年1月24日

山奥の小さなタクシー会社が届ける幸せのサービス」を読みました。

中央タクシーという長野県のタクシー会社をナンバーワンにした創業者(現会長)が、「タクシーとはどういう仕事か」を常に考えながら、「お客様が先、利益は後」という理念を実践しつづけたミラクルな話です。

タクシー
画像と本文は無関係です

 

 

私は、日本能率協会のメルマガでこの本を知ったのですが、テレビ「カンブリア宮殿」でも紹介されたらしく、有名らしいですね。

(私の住んでるところではテレビ東京系が放映されてなくて・・・)

 

 

1.タクシーとはサービス業である

 

著者が、京都のMKタクシー(最近では、きな臭い話もあって評判はどうなんかなあ、という会社ですが)の社長にも教えを請うなどしながらたどり着いた考えは、「タクシーとはサービス業である」というもの。それを表現すると

「お客様が先、利益は後」

の理念です。

 

単に、乗客をA地点からB地点に運ぶだけではなく「乗車してもらうその前後の時間のお客様の人生を共有する」とまで言い切っておられます。

でも、その覚悟、信念が大げさと感じることのないほどの、素晴らしい実践の数々。

 

  • お子様の足が冷えてはいけないと、靴下を急きょ(サイズがわからないから、2種類のサイズを)用意した(もちろん、無料で)
  • 病院まで急がれるお客様のために、(乗車拒否したら到着が遅くなるであろうと考え)電動車いすを分解して車に載せ、病院まで案内した
  • 高齢の乗客が電車を間違いないで空港まで行けるか心配になったので、駅でおろした後も一緒に空港まで電車で行った(駅でおろしたところまでの乗車料金しか請求せず)

 

などといった、ディズニーやリッツ・カールトンも顔負けのエピソードが満載です。

(エピソードはもっと掲載されています。ぜひ、本書で。私、回し者ではありません^^;)

単にエピソードの紹介に終わらず、ひとづくり、常識を破ること等などの挑戦を、実例とともに紹介されてます。

「お客様とは誰(何)なのか」

「多くの企業、業界が掲げるお客様主義とは何なのか」

を突き詰めれば突き詰めるほど、タクシー業界、サービス業にとどまらず、様々な業界、職種にも刺激になります。

 

 

2.立花岳志セミナーと通じるもの

 

この本を読み始める時はそのつもりはなかったのですが、本を読み進めていて、先日ご紹介した立花岳志さんのセミナーにも通じるものがあることに気づきました。それは、

 

お客様(ブログで言えば、読者)のために、と思って続けていけば、いつかは花開く

 

ということです。

ブログは継続が大事、と言いますが、アクセス数などに一喜一憂せず読者に自分の知る情報を提供していくことを続けていくことが、いつかは実を結ぶ、という説明が立花さんからありました。

中央タクシーでは、喘息のお客様にも乗っていただけるようにと、全車禁煙を導入したことが、最初は売上を落とすがゆくゆくはお客様からの信頼、ブランドを勝ち取っていく話が紹介されています。

「継続が大事」という言い古された金言ですが、タクシー業界・ブログという遠い世界にも共通していることが、説得力を持って迫ってきます。

 

 

3.結局、何が言いたかったのか

 

「継続」、そして、自分本位ではなく「お客様」に奉仕し続けること。

結局、そこなのかな、と。

私、仕事は内勤なのですが、「お客様とは何なのか、誰なのか」は、私にとっても考え、実践し続けることが必要なのだ、と学んだ次第です。

 

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