私、数学が好きです。
正確には「好きでした」ですね。
「直感を裏切る数学」
「直感を数学」という本を読みました。これです↓
数学が得意でも苦手でも、直感で想像できることがあります。
たとえば、サイコロを振って出る目(数字)が何になるか。1から6までの数字が均等に出るはずです。振る回数が少なければそうでもないけど、回数が増えれば増えるほど、1から6までの数字が均等に(つまり、それぞれの数字が1/6の確率で)出る感じがしますよね。で、実際そうです。
これが、直感で想像できる(そしてそれが間違っていない)数学です。
でも、数学にはそうでもないことがある、直感とは違う場面もある、というのがこの本の内容です。
数学が好きな人、あるいは得意な人の方が陥りそうな数学的な直感。あるんですねええ。私も、この本で「裏切られ」ることが多かったです。
マンホールの蓋はなぜ丸いのか
マンホールの蓋(ふた)は丸いですよね。100%ではないかもしれないけど、ほぼそうです。その理由はご存知でしょうか。それは「落ちない」からです。円形であれば、絶対落ちないですよね。逆に蓋が四角形とかだと、向きによって落ちる可能性がありますよね。
マンホールが落ちないためには、円形でなければならない、それが定説ですが、それだけでもないらしいです。
円以外に落ちない形があるのか。それは「ルーローの三角形」です。
ルーローの三角形とはどんな形か。そして、なぜ落ちないのか。そんなことも、この本には紹介されてます。
・・・
えっ、そんなこと語られてもおもんない? そうですか、そうですよね。
でも、少しでも興味を持たれた方、ぜひこの本をお読みください。
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