MacKeeperというアプリ。なんとなくやらしい存在でしたけど、やっぱやらかしましたね。
「なんかやらかした」のは以下のとおり。
Mac向けユーティリティソフト「MacKeeper」、1300万人分のユーザー情報流出か
上記記事中では、
マルウェア対策ソフトをMacユーザーにアグレッシブにマーケティングするMacKeeper
と紹介されているMacKeeper。こういう文章での紹介、なんか変。CNETさんもおわかりの様子。
MacKeeperとは
こんな広告、見たことないですか。
「あなたのMac、遅くなってませんか?」とか「Macをクリーニング」とかしてくれるアプリらしく、マカー(Macを使っている人)の画面によく登場しているであろう広告です。
でも、「MacKeeper」と検索すると、最初にこのアプリのオフィシャルサイトが出てくるものの、それ以降はこやつにいじめられてるであろう人たちの声が聞こえてきます。
「MacKeeperをやっつけろ」「アンインストール方法(削除)の方法」などなど。どうやらこやつは、インストールしたが最後、パフォーマンスは落ちるわ、問題がないのに「あなたのMacには問題があります」というアラームで有料版を買わせるわ、そんな連続のようです。
↓こちらのサイトに、被害の様子ややっつける方法などが紹介されてますので、気になる方はご一読を。
2015年版MacKeeperをやっつけろ!!超迷惑アドウェアを瞬殺する方法
幸い私は、最初から怪しい空気を感じていたので踏んだ(リンクをクリックした)経験はないのですが、詐欺的な存在だったり、マルウェアだったりすることは、検索した結果表示される多くのサイトで紹介されています。
個人情報流出
そこへきて、今回の個人情報流出。
以前から、インストールしたら(通常の利用に必要のない)個人情報を根こそぎ持ってってる、という噂もあったらしいですが、今回は、流出という不祥事。
Macを安全に快適に使ってもらおう、というアプリのはずなのに、その逆をしでかしましたぜ。
Adsenseやその他の「インタレストマッチ広告」(ユーザーの訪問するサイトや、過去の検索履歴などをもとに、そのユーザーの興味に合うと思われる広告を自動的に選んで表示する広告)で、Macユーザーの多くにきっとMacKeeperが表示されていることでしょう。私のブログにも顔を出していたのではないか、と思います。
ある時から私のブログにはこの広告が出ないようアドセンスを設定してたけど、それまでの間でこのブログで一度でも広告を踏まれた方、ごめんなさい。
注意:タダほど高いものはない
「無料」とか「あなたの●●は本当に大丈夫?」といった言葉には要注意です。
しつこく広告を出してくる輩ではなく、有償で名も知られたセキュリティ・ユーティリティアプリを用意しましょう。私が使っているのは、以下にもご紹介しているウイルスバスター。
無料でも、いいものはありますが。
以下、追記(2016/01/19)
Facebookの広告で困っている人がいたら教えてあげてください
Facebookにも広告が出まくってます。Facebookのおかげで「ひどいね」票も加算されています。でもうざいと感じる人もいるでしょう。止めることができます。困っている人がいたら、教えてあげてください。
広告が表示されたら、「いいね」の右側の下向き▽をクリックして「広告を表示しない」を選んだら、やつらは影をひそめるでしょう。
でも、ひそめるだけで、いっときしたらまた出てくるかもしれないけど・・・。
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