伝わる文章、モノ書きのキモ

この数日の間、文章を書くこと、メッセージを伝えることについて、考えることがありました。

 

デジタルガジェットとは直接関係ないけど、これをクリアしないことにはブログも書けない、そんなわけで、記事にします。つまんない、と思われた方、スルーしてください。

 

何があったか。職場で、部下の書いた文章の推敲に付き合ったこと、他人とメールのやりとりで意思を確認する必要があったこと、等などです。

 

私も、年の経過で、人の上になる立場になりました。部下の仕事や報告を聞き、さらに次の部署や上の階級に報告をしたりします。その流れの中で部下の文章は当然ながらきっちりチェックします。文章そのものがメインではありません。少々、日本語の文法が間違っていてもいい、でも、伝えようとしていることがちゃんと伝わるか、の方が大事です。

 

とある人とメールする中で、意思の疎通がうまくいかなかったことがありました。お互い、少ない言葉数で意思を伝えなければならない。しかも、双方が、お互いに対し、わかっているであろうことを前提にメールします。その前提がはっきりしないと、メールも意味がないものになってしまいます。お互いの意思が伝わらなかったのです。

 

メールの文章、あるいは仕事の文書を読む中で、私自身の至らなさも含めて、最近感じるのは、書いた本人の自己中心的な表現になっていることです。書いた本人しか、その文章がわからない。

「いやいや、日本語だろ。そんな、伝わらないなんてこと、ないだろ」

という反応を感じた方、そうとばかりも言ってられないのが現実です。少なくとも私の周りは。

 

あまり具体的な話がしにくいのでわかりにくく、申し訳ないのですが。

結局、いずれのパターンも、文章を読む相手、文書を受け取る相手が、その文書に何を期待しているのか、何を得たいのか、をイメージしながら言葉を書かないと、相手には伝わらない(少なくとも、全部は)のだろう、と思います。

 

偉そうに言う私も、国語は苦手でした。共通一次試験(現在のセンター試験)では、国語は80点台(200点満点)だったと思います。高校の国語の教師、会社にはいった後に鍛えられた何人かの上司がいなければ、私もこんなことは書けてません。

 

「デジタルガジェット」のことを書いているブログで、言葉というアナログな話題を書いたのは不似合いでしたが、書かずにはいられず、書きました。コメント等、いただけると幸いです。

 

以下に掲げたのは、私の最も好きな国語辞典です。

↓楽しめますよ。ちゃんとした国語辞典でありながら…

 

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