涙流したぜ!世界卓球 日本女子がオランダに勝利!

卓球 スポーツ
卓球のラケットとピン球

中学・高校と、部活動で卓球をやっていた私には、ゴールデンタイムに卓球がテレビ放送されることが、うれしくもあり、少々違和感も感じた一夜でした。

 

 

 

 

 

5月3日、卓球の世界選手権準々決勝が行われ、日本がオランダに、3−2で勝利しました。

これで、男子に続き、日本女子チームのメダル獲得が確定しました。

 

 

 

緊迫した試合展開

 

 

第1試合、平野選手が勝利したものの、相手のエーラント選手は世界ランキング100位。22位の平野選手には楽勝だったはずですが、1セットを落としました。

 

第2試合、日本のエース、石川選手。相手は41歳(!)のリー・ジャオ。中国から帰化した選手で、欧州選手権で優勝もしている強者。年齢やランキングから、勝利は確実と想像してましたが、まさかの敗退。

敵ながら、惚れ惚れするペンホルダーグリップ(ラケットをペンのように持つスタイル)の選手です。脚をほとんど動かさず、相手のボールをレシーブし左右に振る。バックを強く押し出して返すボールは、スマッシュと同等の威力を持ってました。

 

第3試合、いわゆるカットマン同士の対決。ツッツキが長く続き、1ポイントを取るのに時間がかかります。そこで生まれた「促進ルール」。試合の途中で“時間がかかりそうな試合になるな”と審判が判断すれば、この促進ルールが適用され、

 

レシーブ側が13本連続して打ち返せば自動的にポイントになる(つまり、サービス側の選手は早めにポイントを取らないといけない)

 

という運用がなされます。

促進ルール適用前までは不安の残る展開でしたが、促進ルールを苦手としているらしい石垣選手は、むしろ試合の空気を我が物にし、勝利。

 

第4試合、平野選手が、石川選手を破ったリー・ジャオ選手と対決。

行き詰まる熱戦でしたが、年の功(ごめんなさい)リー・ジャオ選手が勝利。年齢的にも疲れているはずでしたが、非常に効率的なボールさばきでした。

 

そして迎えた第5試合。今大会でメキメキと実力を上げているエーラント選手と、石川選手の対決。

第1、第2ゲームを連取しましたので、楽勝か、と思いましたが、第3、第4ゲームはエーラント選手。いよいよ第5ゲームまで勝敗が持ち越されます。ボールを拾うのに倒れた際、足を痛めたのではないか、という心配も生まれました。

それでも、はじめはリードされましたが、サーブや、フォアにボールを返す頻度を変えるなどで試合を崩した石川選手が勝利。これで、日本チームのメダル獲得決定となりました。

 

前日の男子に続き、女子もメダル獲得を確定させました。

 

 

 

昔は卓球王国だった日本

 

 

歴代の世界選手権優勝者を見てもわかるのですが、日本は卓球王国でした。

なので、その頃との比較という点では、「メダル確定」でも物足りない(とお思いの先輩諸氏がおられると思います)。

が、私は、男子も女子も、よくやっていると思います。これからのさらなる勝利、そして成長に大きな期待をしています。

 

 

それと、試合を、ほとんどCM無しで放送してくれたテレビ東京にも感謝します。

早く広島でも放送してくれないでしょうか。

 

 

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