先日、自治会の主催するとんど焼きに、おやじの会の一員として、そして住民として参加しました。
とんど焼きは、どんど焼きとか鬼火焼きとか、呼び方が地方によって違うようですね。
読者の皆さんの地域ではどう言いますか?
さて、準備ができて、火を点けるまでの空き時間、私の持っているiPhoneの話題で盛り上がりました。
私「最近、ついに、Googleストリートビューが、我々の地域の写真も載せましたね」
キョトンとしている人8割、「そうそう」とうなずく人2割。
8割の人のために、私の住まいの写真をiPhoneでご覧いただきました。
人々「ひやあ、こりゃすごい」
別の人「俺なんか、会社で花に水をあげてるとこ、撮られてたよ」
私「でも、怖いですよね。ストーカーが住所だけ知っている誰かを襲おうとして、その付近を事前調査するとしたら、そこに足を運ばなくてすむんですよね」
私もえらいな喩えを出したものですが、
人々「そうだねえ、怖いね」
ある国では、住民がストリートビューの撮影車を追い出したこともご紹介。
最後には皆、ストリートビューの怖さを感じておられた様子。
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最近のGoogleには怖さしか感じません。
ストリートビューしかり、書籍のデジタル化しかり。
何か、インターネット、デジタルの力で、人間社会の、さらに大げさに言えば自然社会のおかしてはいけない聖域に踏み込んできているような。
かくいう私、Googleのサービスを利用してます。
だから、Googleを批判する資格も無いっちゃ無いんだけど。
何年も前、私の友人もそう言ってたっけな。
私「Googleってすごいな」
彼「うん。でも、オレは怖い」
彼も、今の私と同じ怖さを感じ取っていたのでしょう。
そのうちGoogle自身が、その力に押しつぶされはしないだろうか。
すごい頭脳の持ち主の集団らしいから、そんなことくらい避けるだろうが、少なくとも平凡なサラリーマンの私には、そう見えて仕方ない。
手塚治虫の「ブラックジャック」で、自分が作り上げた精巧なロボットに殺される(だったか、痛めつけられるだったか)というストーリーがあったな。
彼も、それを予言していたのかな。
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