8月19日の夜から翌朝まで降り続いた大雨により、広島市北部(安佐北区、安佐南区)に土砂災害が発生。
私も広島市内在住ですが、離れているから大丈夫でした。それでも、夜中ずっと雷が鳴り続け、おりからの体調不良もあり、ほとんど眠れず。こんなときには、必ずめまいが出てしまうんですよね。ひどいめまいで、仕事を休まざるを得ませんでした。でも、私個人のことですから、辛抱すれば済む話。
人的、そして住宅等の被害を被った方々には、お見舞い申し上げます。
広島は「雨が降らない」
広島は、なぜか雨が降らない地域です(でした、と言うべきか)。
台風や梅雨前線などが近づいても、なぜか雨は降らない。
例えば、台風が直撃しているにもかかわらず、
天気予報では、
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この先24時間で予想される降雨量
- 九州 200ミリ
- 四国 150ミリ
- 近畿 150ミリ
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などと、中国地方は表示されないことがほとんど。中国地方のど真ん中を進む予測であっても、中国地方に雨が降るという予報が出ることはあまりありません。そして実際、台風が直撃しても、予報のとおり、中国、特に広島には大きな雨が降ることがありませんでした。
地形なのか何なのか。広島にまだ8年しか住んでない私の感覚だけではなく、広島生まれの人たちもそんなことをおっしゃっています。
「広島に大雨が降るはずはない」との思い込み、安心感があったからなのか、今回の降雨でも、避難指示が遅れたりと、初動が悪かったですね。
広島県は、崩落などの恐れがある「土砂災害危険箇所」が全国最多で、その数は3万を超えるのだそう。だとすれば、警戒すべき意識を高く保つ必要があったはずですが、少なくとも行政の避難指示や土地の補強などの取り組みが十分ではなかったと判断せざるを得ないと思います。
自宅のある福岡も大雨
今日は遅いお盆休みをいただき、自宅のある福岡に帰ってきてます。
その福岡にも、今朝未明、大雨が降ったようです。
広島から夜行バスで帰ってきましたが、その途中ですごい大雨にあいました。
バスは定刻どおりに着きましたが、福岡県内の電車はダイヤが乱れていました。
そして私の自宅のある市は、全域に避難勧告が出るほどの降雨があったようです。場所によっては道路が冠水したところもあったようです。ニュース映像で見ました。
幸い我が家は、地形的に冠水や土砂災害が起きるとは考えにくいロケーションなので、広島に続き福岡でも、難を逃れることができました。
あらためて、被害を受けることがなかった幸運に感謝するとともに、亡くなられた方にご冥福を、そして被災された方々にお見舞を申し上げます。
今日も広島には大雨警報が出ています。
行方不明の人が一人でも見つかるように、救助や復旧にあたられている方々に二次被害やケガ、体調不良などが出ませんように。
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