私がブログを始めたのは、2004年、exciteブログだったみたいです。他人事的な表現ですが、これには意味があります。
自分の記憶では、2005~2006年頃、別のブログサービスを使い始めたのが最初だったと記憶していたのですが、2004年に始めていたexciteブログのアカウントをすっかり忘れていて、メモをしていたのを見つけて後から思い出したのでした。
また、ブログ以前は、WEBサイト(いわゆるホームページ)作成・運営をしていたので、その記憶ともダブるところがあって、ブログとしての記憶が判然としないということもあります。
それから今に至るまで。お金のない私は、複数の無料のブログサービスを使ってきました。いずれも中途半端で終わり、今に至るまで残っているのはほんの少し。しかも、その残ってるものも、ご紹介するほどのものではありません。
が、これからブログを始めよう、あるいは「今使ってるブログサービスに不満があり、他のサービスを試してみたい」という方に参考になる経験があれば、と思い、淡い記憶を手繰りながら、ご紹介したいと思います。
1.exciteブログ
上掲のようなエピソードがあり、思い出した後、いくつかの記事を書きましたが、まあ使いにくかったです。
他のサイトのリンクを貼るというようなことさえもできず、アフィリエイトを貼るなどといったこともできなかったと思います。
アクセスも多くはない。おすすめする対象ではないです。
2.アメブロ
「多くの芸能人が使っている」で有名。また、
「日本最大のブログ」などと宣伝されていたりもします。
その他、運営会社(サイバーエージェント)が提供する様々なスマホアプリを活用した、SNS的な要素の強いブログサービスです。
現在メインで運営しているこのブログを除けば最も長く、記事数も多く使ったブログです。
A.アクセス数が他のブログに比較して多い
アメブロが用意しているアクセス数閲覧機能で見ると、とてもアクセス数が多いです。
「あれ、俺のブログがいよいよ魅力を認められたか。クックック・・・」
と優越感に浸りたくなります。
が、実際には違います。Google Analyticsやi2iなど、他のアクセス解析ツールと比較すると、水増しされています。水増しとは、ただならぬ話ですが、私以外にも、多くの有志が調べ報告しているので、多分事実です。「アメブロ アクセス数」とかで検索してみてください。
B.カスタマイズがしにくい
ブログのデザインのカスタマイズとか、広告が貼れるのは、アメブロ側が用意しているAmazon、楽天のみで、それ以外の広告は貼れないとか、とにかく使いにくいです。
そんな中でも、工夫や技術で対応されている達人たちもいらっしゃいます。が、手間と効果ということからすれば、やめといた方がいいと思います。
「遊びついでにブログも」的な目的だったらいいかもしれないし、SNSを使いこなす若い年代には、うまく連携させれば魅力のあるサービスかもしれないのですが、そうじゃないのであれば避けた方が無難ではないでしょうか。
3.Seesaa
地味ですけど、好感の持てるサービスです。
無料で使える容量等がいい、カスタマイズができる等など。堅実さを感じます。
アフィリエイト広告も貼れますし、不安要素なくおすすめできる、という意味では一番かもしれません。
4.FC2
何かと物議を醸すことの多いサービスです。
報じられている情報によると、サーバーが海外にあるため、
- 無修整のエッチな動画を観ることができる
- 著作権を無視した動画アップロードが行われている(無料でテレビ放送や映画が観られたりする)
などが報じられています。実際、当局の調査などもはいったり、事業活動が制限されていたりします。
なので、現在使える機能・サービスがいつ使えなくなるかもしれない、そもそもFC2という事業がなくなってしまうかもしれない、といった不安要素もあります。
が、
- カスタマイズが可能(可能というよりやりたい放題)
- アフィリエイト広告も制約なく貼れる
などの魅力満載なので、FC2が違法な事業運営をしないでいたら、最もおすすめしたいサービスです。
上掲したような不安要素を考慮した上で、「自己責任の範囲」でお使いになってみてください。
5.無料サービスからその次のステージへ
無料サービスの範囲では、どのサービスでも限界があります。容量やカスタマイズ、サーバーの機能など。
なので、将来は、レンタルサーバーで自前のブログ運営をしたいという発展もあります。
そのようなときに、ブログのデータを他の形式(例えば、WordPressとかMovable Typeとか)に移行させるといった必要が出てくる場合があります。
移行という機能に対応しているサービスは少ないです。
私の知る限り、SeesaaかFC2が、対応してます。(他にもあるかもしれませんけど)
商用目的とか、長期に渡って運営し大きなブログに育てたい、という方には、移行できるか否か、という要素が非常に大きいと思います。移行できるかどうかもしっかり確認されることを強くおすすめします。
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