卒FIT後の太陽光パネルの活用方法:我が家の太陽光パネルの生きる道

エコ

前回の記事では、卒FIT後の太陽光パネルの活用方法の選択肢をご紹介しました。

では、我が家はどうなったのか、のご紹介です。

 

卒FIT後の太陽光パネル

前回のおさらいです。

卒FIT後の太陽光パネルの生きる道は。

  • 電力を自家消費:卒FIT後は、発電した電力を自宅で使うことで、電気代を削減する方法です。余った電力を蓄電池に貯めて夜間に使用することもできます。
  • 新しい売電契約:一部の電力会社は、FIT期間終了後も電力の買取を行っています(が、FIT時よりも買取価格は低くなります)。
  • EV車の充電に利用: 発電した電力を電気自動車(EV)の充電に活用することで、燃料費の削減も可能です。EV車は、車に使えるだけではなく、他の用途も存在します。

 

というものでした。

 

 

たくさんの営業

太陽光パネルをつけているのは、外から見られます。

なので、我が家を建築していない工事業者などからたくさんのチラシ、宣伝の郵便物が届きます。

うざったいので、全部無視です。

※悪徳業者もいるらしいので、みなさん注意してください。

 

共通しているのは、蓄電池の活用を宣伝してくることです。

 

 

我が家の卒FIT

ハウスメーカーからの提案

我が家の完成は2011年12月です。もう10年経つので、卒FITです。

我が家を建築してくれたハウスメーカーからも案内がありました。

彼らの紹介(宣伝)も蓄電池でした。

彼らの主催する説明会に参加しました。

 

  • 蓄電池の導入により、太陽光の発電する余剰の電気をためておく
  • それを使うことで、昼間の高い電気をなるべく使わず、安い夜間の電気のみを買う。そのことで料金の引き下げ(コストダウン)をはかる
  • 災害時(停電時)に、蓄電池にためた電気を使い生活を維持する

 

説明の骨子は以上のような内容です。

 

電気料金のコストダウン

コストダウンはするのはしますが、劇的とまではいきません。

これからますます電気料金が上がっていく中、それを少しでも抑えることができる程度。

それでも、なにもないよりはいいんだとは思うけど。

 

 

災害時の停電対応

なるほど、有用です。

ただ、困るほどの停電のために投資をするのか。

 

 

結論

わたしは昔から電気自動車、EV車に興味がありました。

山根一眞さんというライターに興味があり、彼の建てた家にも興味がありました。

その流れで、EV車にも以前から興味をもっていました。

 

EV車は、電気で走るということ以外に、電気を貯める機能があります。

しかも、車に備えられている電池から家に電気をおくる機能もあります。(それをV2Hと言います)

 

EV車の電気を貯める容量はどれくらいか、というと。

車種にもよるのですが、蓄電池の数倍とか十倍とかです。

  • 一般的に、家庭用の蓄電池は6〜8kWh程度のものが発売されています。
  • 日産サクラは20kWhです。ベンツのEV車(例えばEQA 250+という車種)だと70.5kWhだそうです。(ただし、外国車は注意してください。なぜならば日本でのV2Hの規格に合わないとか、部品が使いまわしできないとかという事情があるらしいからです。)

だったら、蓄電池なんて買わず、EV車買って蓄電池の機能も使ったらいいじゃん。

 

しかも、国から補助金もあるんだって???!!!

まじです。

(ただし、申込みに期限があるから、注意。以下のサイトで現在受付中。予算に到達次第、終了です。我が家は申込み済)

 

 

てなわけで、我が家はEV車の購入を申し込み、V2Hの工事と補助金の申請もしている、という段階です。

EV車は納車待ち、V2Hは、補助金の手続き中(申請の審査中)で、それが終わったら工事開始。

そんなステータスです。

 

 

参考記事

グーネットマガジンで、V2Hを導入した方の紹介がされていたので、ご紹介します。

 

日産のリーフ(2016年製、バッテリー容量は30kWh)を蓄電池代わりに活用されているという事例です。

ソーラーパネルとは無関係ですが、EV車をV2Hで電源として活用されているという点で、私と同じなので、参考になります。

「クルマを蓄電池として活用する方が、蓄電池を買って使うよりも安い」

リーフオーナーのご発言です。

 

 

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