おもてなしって何なん?:ある焼肉店にて

サービス
Sのお肉

先日、焼肉を食べに行きました。

 

Sのお肉

Sのお肉

 

この話は、当初はグルメレポート的な記事にしようと考えてました。

 

  • 単身赴任のまくでじは家族他、大人数で食事する機会が少ない
  • めったに外食しない我が家
  • その中でもさらに頻度の低い焼肉
  • チェーン店とは言いながらちょいと高めの焼肉店

 

という機会だったので。

 

でも、そのお店のおもてなし度にビックリし、それを書かないわけにはいかない、と、記事の方向性を変えることにしました。

 

せっかくの機会だったのに

いい加減な対応だったので

こらえきれずに

うら話を紹介します。お客さんから

えらばれるお店になってほしいから

んー、どこから話しましょうか

 

 

 

入店から席に座るまで

 

 

我々は10人を超える人数で予約してました。そのうち4名(だったかな)が、予約の時刻より10分ほど早く到着しました。

 

まくでじ「18:00に予約してました、●●です」

店員「●●さんですね。皆さんお揃いですか」

まくでじ(10名を超える予約なのに、4人しか来てませんよ。その質問、どない? と思いながら)「まだなんです。すぐ揃うと思います」

店員「わかりました」

 

その後、数分、動きがない。何してんの、さっきの店員?

のれん越しにカウンターの奥を覗きこむ。かかってきた電話に応対している。そりゃしゃーない。

が、さらに数分。その店員、のれんの奥にはいなくなっていた。おいおい、待たせている我々(と、同じタイミングで入店していたお客さん)にちゃんと対応してください。

レジ近くにあった呼び鈴を鳴らすと、すぐに来た別の店員。このあたりから、雲行き怪しい空気を感じてきました。結局、席についたのは、予約した時刻の1分前あたり。その席が前の客に使われていたわけじゃないんだから、早く座らせてもええやん。

 

 

 

席に着いてから注文まで

 

 

残りの連中が、予約時刻に到着。よっしゃ、注文しよう。食事の注文は済ませていました。(宴会コース N000円コースを事前に注文してました。)

 

店員「お飲み物は?」

我々「大人だけ、もしくは子どもだけの飲み放題って可能ですか?」

店員「大丈夫だと思います。が、少々、お待ちください」

 

飲み放題って、基本、全員が注文しないとダメなことが多いですよね。で、帰ってきた店員の言葉は、やっぱりそうでした。

我々「やっぱりね。じゃあ、飲み放題はしないです」

 

これで、飲み放題ではない注文が確定しました。飲み放題は120分という制限がありますが、それが無いのだから時間に特段の制約のないコースが確定したはずでした。が、

 

店員「ご利用は、120分になりますので」

我々「えっ、飲み放題やないから、時間制限はないんやろ」

店員「宴会コースがそうなってまして」

 

そんなこと、聞いてませんよ。メニューにも書いてないし。

店員に突っ込んで確認しましたが、「お待ちください」と言って裏に帰り、その結果を持ち込むのだけど、結果は変わりませんでした。

 

結局、こんなやりとりが時間を要し、スタートは18:15頃でした。「たかが15分やんか」とお感じの読者さんもいらっしゃるかもしれません。でも、補足しますと、事前の電話予約時に宴会コースを伝えていること、その場で飲み放題にはしないことを伝えるだけで15分を費やしてます。

それよりなにより、飲み放題じゃないのに、時間制限があるというのが合点がいきません。

 

 

 

注文完了から肉が出てくるまで

 

 

ここまでで十分、空気が悪くなってるのだけど。

 

飲み物と肉が運ばれたところで、その時にサーブした店員に「今からスタートですよね。18:15やから、20:15がラストオーダーやね」

こちらが親切に確認してます。けど、その時に応対した店員は、どうも新人ぽい若い子で、「確認してきます」。またかよ。

 

 

 

その後、もろもろ

 

 

飲み物、食べ物(肉)を運んでくるたびに「おまたせしました。まずは・・・です」

「まず」の配膳がずっと続いてんで。

 

(あたらしく入店した客の分の)「おしぼりを持ってきてもらえますか」この注文(というか、催促)をすること自体、店側の手落ちやと思うけど、そのおしぼりも、肉を持ってくるついでに持ってくる始末。

 

その他にも、焼酎のグラスの追加を、肉を持ってくるついでに持ってきたり。

 

 

 

僕の考えるおもてなし

 

 

果たして、このお店はおもてなしをしていたか。私の答えはNO。

 

私がおもてなしに求めるものは、客への感謝の気持ちです。

あまたある焼肉店、レストランの中から、自分たちのお店を選んでくれた感謝。それさえあれば、小手先のテクニックなどはいらない。

新人でもベテランでも関係ない。

 

ここにご紹介したエピソードは、どれも小さいものばかり。「こんなことくらいで目くじら立てるな」と大人の方ならおっしゃるでしょう。

でも、一貫して、店員たちに「客に、うちのお店に来てくれてありがとう」という気持ちを持っていたと感じることはありませんでした。

 

 

24時間・365日、客のことを考え続けなければならないことはありません。来てくれた客に感謝を感じ、自分たちにできることはなにか、を愚直に実践してくれたら、客もその分喜びを感じると思うのですが。

 

【追記】

加筆、および一部修正しました。

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