小澤さん、サイトウ・キネン、グラミー賞受賞に他人だけど自分のことのようにうれしい!

小澤征爾さん、サイトウ・キネン・オーケストラ。

グラミー賞受賞おめでとうございます。

斎藤秀雄さんに習ったこともないし、そもそも楽器を習っていたことないし(義務教育の間の音楽の授業だけ)、サイトウ・キネン・オーケストラに親戚がいるわけでもない。一切、サイトウ・キネン・オーケストラには無関係です。でも、自分のことのようにうれしいです。それだけ、ファンなんです。

 

↓受賞作

 

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ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》 – 小澤征爾

 

クラシック音楽が好きになったキッカケ

 

小澤さんのすごさ、サイトウ・キネン・オーケストラのすごさはすでに多く語られていると思うので、私の話をします。

音楽の成績がよかったわけでもない私がクラシック音楽を好きになったのは、学生時代のアルバイトです。

アルバイトの先輩が「小澤さんの弟子の系統の先生から指揮を習っている」人で、カセットテープを貸していただき、いろいろと聴く機会がありました。

 

加えて、その前後の時期に、NHKでサイトウ・キネン・オーケストラ(当時の表記は「齋藤記念オーケストラ」だったと思う)が、小澤さんと秋山和慶さんとともにヨーロッパを演奏ツアーしたドキュメント番組を放送。それが印象的でした。

 

http://www.saito-kinen.com/about/saitokinenorchestra

 

 

「クラシック音楽という、日本人があまり馴染みのない分野ですごいことやってるなあ」

という漠然とした感想と、その番組の最後の方で演奏ツアーを行った現地の新聞の1つ(ドイツ)が、私の記憶の範囲ですが、

 

ドイツの音楽家よ、団結せよ。そのうち、クラシック音楽は日本人の音楽家で占拠されてしまう

 

という見出しの記事を出した、という反響だったと報じました。(正確には「日本人と韓国人」だったそうです。実際、韓国人がオーケストラにいました。)

 

それほどまでに衝撃を与えた演奏ツアー、そしてラストで比較的長く放映された、ブラームスの交響曲第1番の第4楽章。素晴らしかったです。

それは、私だけの自己満足ではなかったようで、とあるクラシック音楽雑誌(「レコード芸術」(略称:レコ芸)だったかなあ)に「そんときの演奏はレコード化されないのでしょうか」という投書をしたのですが、それが掲載されたほどだったので。

 

そんなこんなを経ている間に、クラシック音楽の私なりの魅力が出来上がっていったのでしょうね。

 

 

 

小澤さん指揮に触れる

 

社会人になって東京に赴任した私は、新日本フィルハーモニー交響楽団の会員になりました。小澤さんの指揮が必ず聴くことができる(確か、年に2回は小澤さんの指揮が聴くことができた、と記憶しています)ということで会員になりました。

小澤さんを知らなければ他のオケでもよかったのでしょうが、やっぱり小澤さんがキッカケだったので、新日本フィルだったのでしょう。

図に乗って、寄付もしてました。といっても、個人会員の最低額だったと思いますが。途中でやめてしまって、すいません。(事務局には熱心に継続をお願いされました。重ねてすいません m(_ _)m)

 

定期演奏会で聴いたマーラーの交響曲第2番「復活」はすごかったなあ。身体を少しも動かさず(正確には動かせず)、ステージから出る音と迫力をすべて受け止めるぞ、と身体が凍りついた至福の時間でした。

 

 

小澤さん、そして小澤さん以外の音楽家の活躍

 

小澤さんは、その活躍のすごさの割にはあまり日本人に知られることはありませんでしたね。(「日本人が知らない、世界で最も有名な日本人」みたいなテーマのテレビ番組で対象に取り上げられることが多かったような)

上記に書いたとおり、小澤さんの活躍は深く触れる必要もないですが、小澤さん以外にも、安永徹さん(ベルリン・フィルで第一コンサートマスターを務めたヴァイオリニスト)、秋山和慶さん(指揮者。多くのオケで客演)・・・、ああ、書き始めるととどまることがないです。

 

 

 

私が、サイトウ・キネン・オーケストラを聴いた貴重な経験

 

一度だけ、サイトウ・キネン・オーケストラを聴くことができました。

長野県松本市で、小澤さん指揮の、ヴェルディの「レクイエム」を聴く、非常に貴重な機会を得ました。まあ、圧倒的だったこと、といったらありません。あの一夜は、至福でした。ともにしたのは男子でしたが。

 

 

私なんぞが言うまでもない。クラシック音楽なんて、誰もが親しく接してほしいジャンルの音楽です。無理強いはしませんが、気軽に聴いていただければなあ、と思います。

 

【加筆・修正】2016/02/18