広島のお好み焼きをお前はなんと呼ぶのか:ひろしま通認定試験の勉強してきました

今日は、ひろしま通認定試験の予備講座的なものを受講してきました。

復習もかねて、学んだことをご紹介します。

広島に9年半も住んでいながら、知らないこと、わかっていなかったことが多かった。(この試験の存在自体も知らなかった・・・orz)

「9年半も住んでいながら、そんなこともわかっていなかったのか?」という、皆さんからのツッコミをお待ちしております。

 

 

 

 

 

まず、ひろしま通認定試験とは?

 

いわゆる「ご当地検定」のひとつです。ウィキペディアでも「ご当地検定」の記事があります。

広島商工会議所主催で、今回で9回目を数えます。

 

「ひろしま通」認定試験は、広島の歴史・文化・自然などを幅広く知り、その魅力を伝えていただく「ひろしまファン」を増やしていくために実施します。

-広島商工会議所より

 

出題は100問。今回から、広島ならではのテーマを別途設定し、100問中30問をそのテーマから出題。最初のテーマが広島お好み焼き、というわけです。で、今日は、そのテーマの勉強会でした。

会場は、Wood Egg。オタフクソース社の施設です。

 

 

 

広島のお好み焼き

 

広島のお好み焼き。なんと呼ぶのか。正式名称は「広島お好み焼き」だそうです。

「広島風お好み焼き」とか「広島焼き」などとも表現されます。講師の一般財団法人お好み焼きアカデミー 新見さんいわく、

「広島の人間にとっては、“お好み焼き”なんです。でも、世間はお好み焼きといったら関西風のあのお好み焼きなんですよね。広島のお好み焼きを日本に、世界に広めるために“広島お好み焼き”としました」とのこと。

 

「広島焼」のポスター
「広島焼」のポスター

 

その割には↑こんなポスターが貼ってありましたけどね。

 

 

 

講座の概要

 

30分 広島お好み焼きと材料の講義

30分 お好み焼きの作り方の説明、試食

30分 おこのミュージアムの見学(お好み焼きの歴史)

 

おこのミュージアムは、Wood Eggに併設の施設で、お好み焼きの歴史やオタフクソースの原料などの紹介が観られます。

念のため補足しておきますと、今日の講座はあくまでひろしま通認定試験の一部なので、オタフクソースの宣伝ではありません。オタフクさんの施設と講師なのでオタフク色一切抜きとはいきませんが、講義も見学も、オタフクではなく“広島お好み焼き”の紹介としてくれてました。

ただ、リンク先の「一般財団法人お好み焼きアカデミー」は、ソース会社としてはオタフクさんしかお見えにならないけど、いいのかなあ。正式名称の「広島お好み焼き」も、万人が認めるものなのだろうか、という疑問はあります。

 

 

 

広島お好み焼きの材料

 

キャベツ

季節によってキャベツはぜんぜん違う。重くて甘い冬玉、水分が多い春玉、3月から12月まで出回る丸玉、まずい夏玉など。

冬玉は名前のとおり寒い冬に出荷されるもので、これがお好み焼きには一番いいそうです。寒いので、栄養を中に閉じ込めるのだそう。

夏玉は虫に食べられるので、その虫を寄せ付けまいと、キャベツ自身が苦い成分を出すそうなんです。だからまずい。それでも、玉ねぎのスライスで甘みを補うなど、お店でいろいろ工夫されているそう。

ちなみに、キャベツの切り方は、葉脈を断つ方向で切るのがいいそうです。

 

もやし

大豆もやし、緑豆もやしなどあるが、広島お好み焼きにはブラックマッパという品種が使われるとのこと。柔らかく、青臭さも少ない。

 

ねぎ

中ネギが使われます。(他には太ネギ、細ネギなど)

中ネギには、九条ねぎや観音ねぎ、青ねぎです。観音とは広島市の観音地区のことです。

 

豚バラ

脂身をしっかりもっているもの。この脂身がキャベツの水蒸気と戦って、味わいを出す。

 

めん

生麺、蒸し麺、ゆで麺など様々。ゆで麺が使われることが多い。

 

その他、小麦粉(薄力粉)、たまご、脂(ラード)。

ラードは沸点が高く、簡単に沸騰しないので、熱い鉄板においては重宝するのだそう。

ちなみに、鉄板は、場所によって温度が違う。中心部の240〜250℃、周辺部は180℃ほど。この温度差が、お好み焼きを作るにおいて重要。水を落とした時の音など、鉄板の温度を見極められるようにならないと、お好み焼きはちゃんと焼けないのだそうです。

あと、トッピングのマストアイテムはイカ天ですね。広島の呉・尾道で全国の大部分を作っています。

 

 

 

お好み焼きの市場

 

全国に、お好み焼き・焼きそば・たこ焼きのお店は19,000軒ほどあるのだそう。上位から大阪(粉もん文化)、兵庫、広島、東京、愛知。

人口が多いことも影響しているそうで、人口1万人あたりの軒数にすると、広島(6.2軒)が2位の兵庫(4.3軒)以下を圧倒的に引き離しているとのこと。

最も少ないのが秋田の26軒(県全体で、ですよ)。量販店にはいっているお店もカウントされており、それを除くと、普通に出店されているお店はほぼないとのことですよ。

 

 

お好み焼きの作り方

 

調理人さんが、目の前の鉄板で焼いてくれました。

鉄板が一番いいらしいのですが、自宅でもできるそうです。こちらで紹介されてます。

 

お好み焼き
お好み焼き

 

出来上がったお好み焼きを試食させていただきました。ぶちサイコー。

 

 

 

広島お好み焼きと歴史

 

第2次世界対戦後、救援物資として小麦粉が支給された。これで飢えを防いでいこう。昭和初期に大人気になった一銭洋食ができないか。でも鉄板が必要。戦争のために鉄などの金属は拠出してしまい、残っていない。でも幸い、呉は軍港。鉄が比較的入手しやすかった。

そんなわけで、一銭洋食が進化し、広島お好み焼きが生まれたということのようです。

ちなみに、広島お好み焼きの店名って「〜ちゃん」というお店が多いですよね。諸説あるらしいですが、戦争で生き別れになった奥さんが、「私はここでお店をやってるよ」と、帰ってきた戦士に伝えるため、という理由もあるのだそうです。

 

 

最後に

 

参加者は全部で30人くらいだったかな。某テレビ局のアナウンサーや、広島観光親善大使の3人のお嬢さんも参加されてました。

広島観光親善大使の後ろ姿
広島観光親善大使の後ろ姿

 

ひろしま通認定試験と直接は関係ないのですが、お好み焼きをさらに極めたい、という人のために、本のご紹介がありました。最後部に掲示しておきます。

私は早速買いました。

 

 

ブログに書いてしまった以上、認定試験に落ちたなんて結果は出せない。ぜってぇー、合格するぞ!