勝間流 情報武装

2010年1月8日

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法/勝間 和代

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上の本を読みました。
いや、すごい。
でも・・・。

 

直感的な印象としては、前回の「iPhone情報整理術」の本の投稿と同じく、「馬力や好奇心が強い人には、いい指南役になる本だろうが、私にとってはどうか・・・」というものです。

誰でも知的好奇心は持っているから、向上する、といったことが書いてありましたが、この本に書いてあることを実践できる、しようと思う人は少ないのではないでしょうか(そのような人は、この本を読まなくてもそこそこできている)。
また、仕事もこなし、子どもも産まれ育児をしなくてはいけないので、効率良く仕事をこなすには、と必要に迫られて、とありますので、このような環境にない人は、それほどこの本に狂信的にならなくてもよさそうです。
(必要に迫られて、という点は、佐々木常夫氏の「部下を定時に帰す仕事術」とも共通します。)
部下を定時に帰す仕事術 ~「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵~/佐々木 常夫

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本の冒頭に、著者自身のきら星のような学歴、遍歴、取得資格等々のことが語られていますが、私のような凡人にはギラギラとうつりました。
この本を求める人のうち、ある程度の割合で、「自分は仕事がへたくそ。意志もよわい。こんな自分でも、少しでも効率良く仕事ができないか」と考える人が多いと思います。私もそうです。
そんな人たちには、とてもこの本に着いていけません。
情報機器についての体験も綴られていますが、発行(07年)当時は最先端だったかもしれないが、今では紹介されているデジタルガジェットのほとんどがiPhoneでとってかわれるので、iPhoneの活用術を紹介した本の方がいいかも。
この人、自転車での移動を中心に据えているようで、自転車にナビゲーションを積むほどだが、仕事もし、子育てもこなし、移動は自転車で少なくとも1日20から40キロ走るとは、いったいどんな人だ、と思いたくなります。
偏見を持つわけではないし、男女差別をしようとも思ってませんが、この著者に限らず、男女共同参画を推進しようとしたり、仕事をばりばりこなす女性のお子さんは幸せなのか、と心配になることが多いのが率直な私の見方です。
その他、アマゾンに投稿されている評価がとても参考になるので、購入前にそれをお読みになってもいいと思います。
この本を買おう(07年出版のこの種の本を今頃買おうと言う私もどうか、と思いますが)と思った時点の私の意志と、読み終わった後の心の持ちようが変わりました。
読んだ後、「やっぱり、日本、そして世界の経済社会、仕事の環境は、もっとブレーキの遊びを持ったものになってほしいなあ」と、いつもの私の弱い意志に代わってしまいました。

 

 



仕事

Posted by まくでじ