面白い日本語:しゃべり言葉、ATM

言葉

日本語って面白い。








日本のお金の単位って、円ですよね。

1円、十円、百円、千円・・・。

 

へんてこな見方かもしれないけど、しゃべり言葉とATM(ボタンの押し方)で通じる通じないの差があることに気づきました。

 

しゃべり言葉 通じるか否か ATM 通じるか否か
しゃべり キー操作
えん 通じない 扱ってない
1円 いちえん 通じる 扱ってない
十円 じゅうえん 通じる 扱ってない
百円 ひゃくえん 通じる 扱ってない
千円 せんえん 通じる 「千」+「円」 通じない(反応しない)
1千円 いっせんえん 通じないことはないけど、普通は使わない 「1」+「千」+「円」 通じる
万円 まんえん 通じない 「万」+「円」 通じない
1万円 いちまんえん 通じる 「1」+「万」+「円」 通じる

(ATMの操作結果は私の経験の範囲内です。もしかしたら上記の操作で受け付ける機械もあるかもしれません。)

 

ATMには限度額があるので、百万円とか億円という設定はないけど、あったとしたら多分同じ理屈だと思います。つまり、

 

しゃべり言葉:百万円(通じる)、億円(通じない)、1億円(通じる)

ATM:百万円(受け付けない)、億円(受け付けない)、1+億+円

 

以上のことから何が言えるのか、私にはわかりませんけど。

機械には「1」をまず認識させないとダメということですね。

しゃべり言葉では「1」を省略していい、ということかな。

 

【追記】

電卓とかパソコンなどのデジタルガジェットの話になりますが、

「.5」(点と5という数字)を入力すると0.5だと電卓・パソコンなどは解釈してくれますが、しゃべりで「点5」と言っても0.5には解釈できないですね。

いろいろありますね。

 

 

コメント

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