[田舎にはネットインフラは広げない]はやだよ

2014年1月22日

俺は田舎生まれ。

その田舎度合いを言い表すのに当時みんなが使ってた言葉は、「電波後進国」でした。

そんな生い立ちなので、日本の通信産業の企業における技術開発・革新の方向・ベクトルに残念に思うことが多々あります。

 

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電波の主な機能・役割

 

電波後進国の実態

 

どんだけ後進国だったか、都会に住んでる方々にイメージしていただくのにご紹介しときますね。
(インターネット以外は1970-1980頃、インターネットは現在も)

  • テレビは、NHKしか受信できない。民放は、隣の県の放送曲2つがかろうじて受信できた(てなわけで、NHK2つと民放2つ)
  • 唯一の公共交通機関であるバスは平日は無し、休日のみ3本
  • 金融機関は郵便局(ゆうちょ銀行)のみ。銀行はない。
  • コンビニも未だ無い。信号も無い。
  • 固定回線(光)はもちろん、ADSLも未だ引けない
  • WiMAXのエリアに入っているが、ルーターのアンテナは1本(LTEははいる)

 

こんな悲惨な現実なわけです。

ですから、

  • 2013年、NTTドコモが、屋外の通信環境で最大10Gbpsのパケット信号伝送に世界で初めて成功
  • 2006年には、NTTドコモが下りで最大5Gbpsのパケット信号伝送に成功

というニュース(1年前の私のブログ記事など)が出たりすると、憤りを感じてしまうんです。

技術の革新は必要です。日本全体、あるいは地球全体の幸せのため、という意味合いはあります。

でも、電波(テレビでも、通信でも)インフラは公共性の高いもの。公共の福祉、緊急性の高い用途もあります。上の図のとおりです。

だからこそ、もっと、「儲けという観点では二の足を踏むかもしれないけど、“社会の公器”という自覚を持って、通信インフラ企業は展開をしてほしいのです。