局面が変わると視点が変わる、これぞヒトの成長の醍醐味

このたび転勤を命じられました。

転勤は、物の見方や考え方が変わるんですねえ。








私にとって10年ぶりの転勤。久しぶりです。転勤って、どんな感じだったのか忘れそうになってました。そして、今、思い出しつつあります。

 

 

1.見方、考え方が変わる

 

理屈はわかりまへん。でも、変わるんです。

これまで価値があるとか、大事とか思っていたことが、そうでもないと思えるようにもなったりします。

 

 

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(1)後任への引継

自分の仕事を後任に渡さなきゃいけない。そのためには、当たり前ですが引き継がないといけません。

でも、単に自分の仕事の説明をするだけではダメ。機械的に仕事しているわけじゃなく、そこには私の価値観や、スキルからくる効率化など、同じ仕事でもそれをどう進めていくのかが違います。

もちろん、会社全体、あるいは職場のビジョン・目標といったものは共通であり共有すべきですが、実際に仕事をすすめるには、人単位でカスタマイズされてしまうし、されるべきです。

なので、引継書も、自分ではない誰かのために書くことをしなければなりません。

 

そうすると、それまで普通に見えてきた風景ががらりと変わります。この場合の「風景」とは、目に見える風景ではなく、自分を取り巻く見えない環境とか、仕事がなんの意味を持って行われてきているのか、自分のメンバーのキャラクターや仕事の進め方のクセとか、そんなものです。メンバーのキャラについてはそれまでもある程度わかっているわけですが、それがより際立って見えてくる、というか。

メンバーだけではなく、上司やその他の上役との関係性においても、全然おれは仕事できてなかったな、早くからこの仕事にとりかかっておくべきだったな、というのがアラワになってきます。

 

そうか、私の昔の上司が「いつも、転勤はすぐにやってくる、と思いながら仕事しなさい」と説いてくれたのはそういうことだったのか、と今さらながら思い出されます。

 

(2)前任からの引継

もちろんこれは、前任からの引継(転勤先の前任者からの引継)にも言えること。

ほぼおなじ職種(人事、労務、総務)とはいえ、物理的にまったく環境の違う職場であり、構成される従業員も違うし、何が課題なのか、これからどう進もうとしているのかも違う。ここで試されるのは、私のスキルや能力、過去の経験しかありません。それをフル動員してどう立ち向かうのか、頭のなかがフル回転します。

するとまた、ものの見方、考え方をどうするのか、それまでの私の立っている場所のあり方みたいなものが問われます。

 

 

後任への引継、あるいは前任からの引継、これらはそのまま引き継がれなければならないことはありません。私が今回経験したように、見方、考え方が変わる中で、あるべき姿、目指すべき方向、より効率的でより本質的なやり方を模索し、新しいカタチになればいい。そのことで仕事はレベルアップするはず、いやしなければならない。

 

転勤(異動)とはまさにこのダイナミクスではないでしょうか。引越しのコストをかけてでも、社宅のコストをかけてでも異動、転勤を行うのは、職場に新しい風を吹き込むため。

 

陸上競技のリレー種目。「バトンを渡す時が最も一生懸命にならなければならない」と、中学校の時の先生に教えられました。そういうことなんだな。

 

 

 

2.努力が結果に結びついてる?

 

話は急に変わるのですが、このようなものの考え方、見方がガラリと変わることで、仕事以外の日常についても見方が変わってきました。

(1)あんた、ナニやってんの?

 

私の友だちには、朝ランニングをやったり、菜食主義(あるいはそれに近い)的な食事管理をしていたりするのが何人かいます。すげぇーな、と思います。

でも、そんな彼ら彼女らの中には、疲労骨折とか、よくわからない高熱が出たとか、そんな報告を聞いたり、苦しんでいる姿を聞きます。んー、ふだんの努力は結果を出しているのだろうか、と。

(もちろん、これらは、プロスポーツ選手の話ではありません。)

 

Moves
Moves

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに比べ私は、iPhoneのヘルスケア、もしくはアプリ「Moves」で1日1万歩いったかどうかをチェックする程度。

食事は、年齢を重ねての自然変化なのか、野菜の方がおいしくなっていっているので、わざわざ意図して野菜を多く食べることもしていません。(本当は、年をとってもタンパク質(肉など)を意識してとる必要がある、という話がありますよ。)

 

持病を別にすれば、風邪は時々ひくけど、インフルエンザももう何年もかかってないし、定期健康診断の結果も、悪い値はほぼないです。また、数年前、桜の木の枝からジャンプした時にかかとを骨折した以外は、大ケガはしてません。(まあ、私の場合、持病がそこそこ大きな影響があるのですが)

 

あれほどの毎日の努力をしているのに、「結局は、骨折とか病気にかかったりとかしてるやん」とツッコミを入れたくなります。

 

(2)何が正しくて何が正しくないのかはわからない

 

私の方が正しいとか、前傾した人たちが悪いとか、比較するわけではないのですが、それまでスゴイ、と思っていたことがそうでもないように見えたり、その逆もあり、ヒトの脳の動きや営みといったものは変わっていくのだなあ、と感じた次第です。

 

 

※実は、このエントリーは、3月16日朝までにほぼ下書きを終えており、その日の夜に配信する予定でした。3月17日の朝、最後の見直しをして配信したわけですが、その今朝、39度台の熱が出てしまいました。偉そうなことを書いておきながら、結局はそんな体たらくな私なのです。これからインフルエンザの検査含め、内科に行ってきます。失礼しました。