カーナビゲーションシステムを救うのは道路交通法しかない?!

タクシー Android
画像と本文は無関係です

先日、仕事で愛媛県に行きました。いつもはJRやフェリーを使うのですが、今回は必要があって車でした。

 

 

 

 

その帰り、愛媛から広島に帰ってくる帰路、その際に感じた、カーナビゲーションシステム(いわゆる、昔からのカーナビ。以下、カーナビ)の話です。

 

 

 

カーナビに未来はあるのか

 

 

カーナビに未来はあるんでしょうか。

 

価格ドットコムで「カーナビ」を検索したら、622製品。あるんですねえ、まだ。

カーナビに果たしてほしい機能は、すでにスマホやタブレットのカーナビアプリで十分と思っている私にとっては、未だにこれほどカーナビが残っていたのには驚きでした。「残っている」という言い方は失礼じゃが・・・。

残ってるからにはそれなりの存在価値があるのか。2万円台、10万円台、それぞれの価格帯の製品をサクッと調べてみましたけど。こりゃ、アカン。

地図データの更新のためには、相変わらず万円単位のデータを買わなきゃいけないんですね。そんなのにお金をかける必要があるのか。いや、必要はあるけど、そんだけお金かける?

 

 

 

スマホがカーナビの役割を果たす、いやそれ以上

 

 

地図データの更新のために、万円単位の出費はしたくない。「看板」までカーナビに求めない。

カーナビは要らない。

 

代わって、スマートフォン、あるいはタブレットの地図データ、カーナビアプリが必要十分だと思います。

Google Mapsはもちろん、無料でカーナビアプリとして登場した「Yahoo!カーナビ」は秀逸です。無料ですよ!

 

 

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ASCII.jp:Yahoo!カーナビは無料でどこまでスゴイか? (1/3)

 

 

先日、仕事で車を走らせました。車は乗ったことのない社用車、目的地も久しぶりの地域。

そこで、旧式カーナビ(頭文字がGの製品名)の古い機種と、私のスマホの「Yahoo!カーナビ」アプリの対決。

(一人で運転していたので、Yahoo!カーナビの画面は見ていません。駐車した時の画像と、時折聞こえてくる音声の案内だけです。)

 

Gの地図データは古いので、それだけで単純な比較はできないです。それだけでGのカーナビは敗北です。カーナビにとっては地図データが最も重要な情報です。

 

ただ、それだけではないんです。

目的地に早く到着したいがために、一般道から高速道に早くはいりたいと考えていた私は、旧式のGのカーナビの画面に映ったインターチェンジを見つけて、うれしくなり、そちらに行こうと決めました。

が、Gはそちらにナビゲートしたのですが、Yahoo!カーナビは違う経路を示しました。

「ん?、ディスプレイには最寄りのICが表示されているのに、Yahoo!カーナビは違う方向を示している。この違いはナニ?」

一人で運転、余裕のない状況では、それらの意味が解析できません。わからない。どちらを信じていいのか。

とりあえずGのカーナビを信じて進むと、グネグネ険しい道。時間もかかりました。おかしい! 結局Gのカーナビの導きのままにインターチェンジから高速にはいって進みました。が。

あとから振り返ると、Yahoo!カーナビの示していたナビは、フラットな道であり、目的地に向かうための順路としてスムーズに進める経路でした。Yahoo!カーナビに従っていたら、30分は早く到着していたな、という・・・。

 

カーナビのライバルは、他社のカーナビではなく、スマホのカーナビアプリになってしまっています。

 

 

 

スマホは制限がある

 

 

ただし、車を運転中のスマホについては、言わずもがな制限があります。運転手はスマホを見てはいけません。

なので、運転手一人が走らせる車で、スマートフォンのカーナビアプリは機能不全。(助手席の人が観る分には問題ないけど) 機能的にはスマホのカーナビアプリ vs. 旧式のカーナビの対決では、圧倒的に前者であるはずですが、後者の存在意義も皆無ではない。

カーナビの注視も違反の対象。なので、同じ条件のように思えるけど、一人運転ではない場合でも、旧式カーナビの根本的な使えなさは変わりませんね。

 

 

 

地図データの更新とナビゲーションのロジック

 

 

そしてナビゲーション以外の利便性の高い機能と、それを安価に提供するしか、カーナビの生きる道は残っていない。

あとは、道路交通法で、スマホの注視を厳しく取り締まって、カーナビ利用を保つしかないです。

 

 

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