客商売にブラックは必要ない。必要なのはコレ:ブラックで逮捕者が出たしゃぶしゃぶ温野菜に想う

ブラックバイト問題で初めて逮捕者が出た、というニュースはみなさんご存知でしょうか。

ブラックバイト
ブラックバイト

 

 

 

 

 

 

 

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1611/28/news144.html

 

 

「しゃぶしゃぶ温野菜」でアルバイト勤務していた学生が、そのお店の元従業員(元店長だった人物の夫とのこと)から暴行を受けたとのことです。

引用元によると、

 

  • 122日間休み無しで働かされたり20万円以上の自腹購入を強いられた
  • 「殴る、首を絞めるなどの日常的暴行」「調理用包丁で胸や腕などを刺す」などの暴力行為も受けていた

 

とのことです。元店長も一緒に(つまり夫婦で、ってことですね)

ここまでいけば、もうブラック問題以上に傷害事件としても扱われるものになりますね。

 

別の報道では、バイトがどんどん辞めていき、募集するも人が集まらず、今回被害者に遭った学生が酷な労働を強いられていたとも言われています。

 

 

1.ブラックで客は喜ばない

 

いくら人が足りなかったからといって、酷使されているアルバイト店員、あるいは彼ら彼女らを包丁でおどしながら働かさせている経営者のお店で客が満足するでしょうか。

満足しませんよね。いくら食べ物が美味しかったからといっても。

もちろん、客の前で包丁でおどすことはしていないでしょう。だから、おどされている店員、酷使されている店員は表面上は取り繕っていても、酷な労働環境にいることは見えてきます。

私自身も、外食、たとえば牛丼店で店員が上司と思しき人物から怒られていたり、ビクビクしながら接客しているのに接して、いい気分はしなかった経験はいくらでもあります。

 

接客にブラックは不要です。というか、むしろ邪魔する。

客商売にブラックな仕事が必要、とはいえず、むしろブラックが発生するくらいなら営業は止めるべき。

 

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1612/06/news013_2.html

 

ブラック企業大賞にノミネートされたこともある、ワンオペで有名になったすき家は、その後いろいろな改善を施し、環境を変えたそうです。人も集まってきたと、上記のリンク先では説明しています。

 

 

 

その中で、「困難な場合は営業を止めても良い」とまでしているそうです。

 

「アルバイトが突然辞めたり、休んだりすることは常にあります。これまでは『何があっても店の営業を止めてはいけない』というのが常識だったので、店長が無理をしていました。しかし、困難な場合は営業を止めても良いというメッセージを出したことで、心にゆとりを持って働ける社員が増えてきています」

 

営業を止めればそのまま売上に直結する。だから、本当はやりたくない。

しかししかし、すき家は業績が好調。賃金のベースアップも実施しているとのこと。

 

回り道のようにみえますが、結局は、働く環境を充実させなければ。環境が充実している職場は、客にも伝わるものです。

 

 

 

2.サービスは誠実な精神と想像力

 

客が満足する時間を過ごすために、お店側、店員に必要なものはなにか。

それは、この2つだと思います。これらは必要条件であり、十分条件でもあると思います。

 

  1. お客様に満足していただくことが自分(たち)の喜びだと芯から思う誠実な精神
  2. 想像力

 

ⅰ 誠実な精神

 

客は十人十色。どんなことをすれば満足してもらえるか。客の数だけあるでしょう。決まったやり方はない。同じやり方でも、満足する客もいれば満足しない客もいるでしょう。

そんなときは、「お客様に満足していただくことがわたしの喜び」という精神のみが機能すると思います。

客との会話、料理をサーブするときの順番や紹介、トラブルが起きたときの対処などなど。お客様が喜んでくださるために、と思い続けていれば自ずと行動が起きると思います。

 

笑顔も、作られたものではなく、お客様の笑顔があると自分も自然と笑顔になる。逆に、自分が笑顔で接していれば、お客様も笑顔になる。

 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161206-00010004-jisin-ent

 

↑ 1万4千円の結婚指輪を購入する客について、「みじめすぎる」と店員がつぶやいたそうです。結婚指輪にするかしないか別にして、自分のお店の商品をお客様が購入してくださる、ということをすっかり忘れてる。買っていただく喜びをわかっていないのでしょうか。

 

 

ⅱ 想像力

 

前項の「誠実な精神」にも通じる話ですが、想像力を働かせること。

 

  • お客様が満足してくださるために、どうしたらいいだろうか
  • お客様が望んでおられることはどういうことだろうか

 

こういうことを想像し、実行するのですよ。

結果、当たるか外れるかはどうでもいい。とにかく想像力を働かせること。そのベースには「誠実な精神」があるべき。

 

こんなことがありました。とある格安居酒屋チェーン。

飲み放題の生ビールのお代わりを注文しようと、店員をチャイムで呼んだところ、片手にジョッキを持ってきた。

「他の客の席に行く途中に立ち寄るなんて、失礼な!」

と思ったのですが、

「生中、お代わりですよね」

と。持ってきたジョッキは私のためだったのです。これって、客のことをおもって、喜んでいただこうと想像力を働かせて実践した行動ですよ。

たとえ格安居酒屋でも、このようなサービスがあれば満足度は上がります。

 

 

 

3.客の満足にブラックは必要ない

 

お客様の満足のために、ブラック労働は必要ない。

精神と想像力があればいい。