勘違いだらけだった私の腰痛解消策

ヘルスケア
医者の聴診器

腰痛で悩んでる方は多いと思います。私の最近の経験が少しでも参考になれば、と思い、書きます。要約すると「よかれと思ってやっていた腰痛解消策が、逆効果だった」という話です。

 








1.ストレッチをしてみた

 

私は過去(最初は2010年ころ)、左の腰が椎間板ヘルニアと診断されたことがあり、その数年後に腰痛がひどくなった際にもヘルニアがさらに悪化しているとの診断を受けていました。

 

腰痛はつらいよね

「腰痛はつらいよ」

 

今回も、最初に痛みを感じた左の腰あたりに痛みを感じていたので、「またヘルニアがひどくなったのだなあ」と解釈しました。(今回の痛みを感じた初期ははっきりしませんが、2015年11月の下旬頃だったと思います)

 

それで、当時の整形外科(名誉のため、A整形外科、ということにしておきましょう)の整形外科医・理学療法士の方々に教わったこと、

 

  • 腰の筋肉をやわらかくすること
  • 適度に鍛えること

 

を、いつもよりは時間をかけてやることにしてました。具体的には、

 

  • 朝起きた時、寝る前にやっているストレッチを、もう少し長い時間をかけて(15分のところを20分程度)
  • 風呂にゆっくり浸かる、腰をしっかりマッサージする

 

ストレッチ

ストレッチ

 

といったことをやってました。その時は痛みが緩和したように感じてました。

 

 

 

 

 

2.それでも痛みは続きました

 

続いた、というか、徐々に痛みは増していった感じでした。

そしてとうとう、普通に立って歩くのが困難なくらいになりました。それが先週です。

A整形外科が距離の離れた場所にあることもあり、今回違う整形外科を訪ねました(この整形外科に助けられたので大きな声で名前を出したいのですが、まだ治療は現在進行形なのでB整形外科としておきます)。

「以前、ヘルニアと診断された」「以前と同じ場所が痛むので、ヘルニアではないかと思っている」といったことを問診票に書きました。で、レントゲン撮影。

待合室に戻って、待つこと数分(A整形外科では待つ時間が長かった)。早いな、と感じながら診察室へ。レントゲン写真をみながら「やっぱりヘルニアですねえ」という状況を想像していたら、

「ベッドにうつ伏せになってお待ちください。うつ伏せ、できますか?」という看護師さん。「大丈夫です」と答えたけど、それでいいのかな・・・?

 

さほど時間を空けずに、院長先生。

「こんにちは。痛いの、ここらへんですか?」

と触ったその場所、まさに痛いところ。

「たぶん、こちらも痛いんじゃないですか?」

そう、そちらも。正確には触られるまであまり感じていなかった右側、触られて「あー、こちらも痛い」とわかった。

「レントゲンでは、骨の状態はあまり悪くなさそうです。ヘルニアも全く無いわけじゃないけど、筋肉の損傷の影響の方が大きいですね」

 

 

 

3.ヘルニアではなく、筋肉の損傷

 

このあたり、医者の表現がどうだったか、明確に記憶してないのですが、つまりはストレッチとか腰のマッサージとかが逆に筋肉を痛めていた、ということのようです。

結局、今回の治療は、痛みを抑える注射(「トリガーポイント注射」という名称だそうです)、痛み止めの薬、湿布、電気治療ということになりました。

「10日ほどは、腰を温めないでください」

とも。入浴しても、長時間になったりマッサージをするということは控える、ストレッチもほどほどに、という指導でした。

 

そうか、よかれと思ってやっていたことが、そうではない場合もあるってことだ、と学んだのでした。

 

 

 

4.教訓

 

医者にかかるのは、時間がとられるし、お金もかかる。だから自分でできることを、と考えがち。私もそうでした。

でも、専門の医者に診察してもらうことの重要性も、あらためて感じた今回の一件でした。

 

 

 

5.ところでB整形外科

 

先生の語り口が柔らかく、患者のためを思って話してる、というのがビンビン伝わってきます。治療の方針も、患者と対話しながら決めていく、というそのスタンス、印象が素晴らしかったです。

他の整形外科と違い、無駄と思われる待ち時間も少なく、ぜひともおすすめしたいです。

 

↓この本、著者があやしいという見方もありますが、自分の身体を見つめなおす機会にもなります。

 

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